2019.11 現場記録

11月分の記録です。突然沼にドボンした若手俳優*1と握手するために驚きの行動力を発揮したり、出会って半年の推しが姿を消したり、久々にペンライトを持ったりしててんてこ舞いでした。そうだあとあと元担が結婚した。怒涛すぎない?ふつうに本業も忙しかったので我ながらよくがんばった。えら~い。


ドリフェス!イリュージョンShow Time in DMM VR THEATER ~Thank you for your YELL!!!!!!!~ @DMMシアター

11/9、横浜はDMMシアターへ。令和生まれのドリフェス!の私にとっては最初で最後(悲しいけどたぶん)のドリフェス!の現場。たった1日前に受けたショック*2も忘れるぐらいめちゃくちゃ楽しくてサイコー超えた現場だった。ディアドリが、KUROFUNEが"居る"しほんもののドリカタイムがあるし「この木なんの木~?」『片桐いつき~!』も『開国して~!』も『即位して~!』もできたし、あとすごいのは全員ちゃんと踊り方が違うの。かなちゃんは体幹が強そうでさすがスポーツ少年だなって感じだし風間圭吾くんのダンスが重心低くてめちゃくちゃ好みなんですよね……。あとファンサまでしていることに大興奮だった。チヅがね…他メンバーの挨拶中にね…客席に手ぇ振ってファンサを……(リアル~~!!)。
ドリフェス!に触れていると、こんなにも純度の高いアイドルとファンの世界って他にあるだろうか、と思えてしまう。アイドルたちはキラキラな笑顔でそこにいてくれるし、わたしたちはどこまでも純粋でシンプルにアイドルたちにエールを送るファン。めちゃめちゃ愛に溢れてあったかい空間だ。だいすきだなぁ、仲間に入れてもらえてとっても嬉しかった。ありがとうね、7人とも。ただただ今は、ドリフェス!の今後とキャストのみんな、ドリフェス!のファンたちに幸あれと願うしかないです。

地球防衛軍 苦情処理係 @紀伊國屋サザンシアター

これはですね~あの、完全にわたしのスケジューリングミスなんですけどしぬほど疲れてる時に観てしまったので何だかぼんやりした感想しか無いのですが、「正義とは何か」「誰でも主張を振りかざせてしまう時代」といった主題と問題提起、ある組織の苦情処理係というニッチな場所に視点を置いているところ、他にも怪獣との戦闘シーンの演出とか、社会的な話題を扱いつつカラッと笑える箇所もあって面白いな~と思った。遠藤くん(よしたかさん)めちゃくちゃ良いキャラだったし優馬と踊ってるところも見られてお得感。
ただ個人的にはわりと本筋が恋愛に左右されてしまっていたのがアレッそういう感じなのね!?と戸惑ってしまったというか…。単純にひなこちゃん(駒井蓮さん)のキャラクターが好きなタイプじゃなかった(まあ、宇宙人だもんね!)(いやでも駒井ちゃんのお芝居はすごい良くて、力のある女優さんだな~と思った)のもあり、ちょっと恋愛要素のカロリーが高くてずっしり来てしまったな~。自分が疲れてたからかもですが。もしひなこちゃんのことが無かったとしたら、深町くん(優馬)は「正義とは」「護りたい人たちを護るには」という問いにどういう答えを出したんだろうか、みたいなことを後から思った。

Winter Paradise~ふゆパラ~ 宇宙Six公演 @東京グローブ座

こんなに待ち望んだ単独コンサート、局も一般もダメで、こういう時頼れる人脈も無いからマジで絶望していたんですが、諦め悪く「探してます」の意思表示だけしておいたらありがたすぎるご縁でお声がけ頂いて1公演だけ入れました……。間違いなく今年イチハッピーな現場(予定)!別記事で超ざっくり記録しました。
koguuu8.hatenadiary.jp

劇団朱雀 復活公演 @紀伊國屋サザンシアター

うちゅパラが今年イチハッピーな現場(予定)なら、今年イチわたしを狂わせた現場(予定)。早乙女太一が座長をつとめる大衆演劇の劇団朱雀、5年ぶりの復活公演です。色んな評判から絶対に何回も見たくなるという確信があったのでわたしにしては沢山チケット取ってたんだけど、本当に麻薬のように楽しくて中毒状態……。こんなにわくわくしてあ~~劇場に行きたい!!!って発作起こすの初めてかもしんない。早乙女兄弟が、というか座組みんな最高でしかないし、絶対にジャニオタも好きなやつだよ。これに関しては多分12月の私的千穐楽を終えたら別記事でまとめたい所存。

*1:わだまさなり。その話は追々…書き残すかもしれない

*2:いしはらそうまくんが事務所のサイトから音もなく消えました…。噂は耳に入っていたしこういうサイレント人事もジャニーズJr.では慣れてるとこある、バンドマンでも失踪からの脱退とか経験してるけどやっぱり気づいた瞬間背筋凍ったな…

My name is Thunderbirds

Winter Paradise 2019 ~ふゆパラ~ 宇宙Six公演の話をします。


本当に、本当に、待ってたよ。ただただホッとして楽しくてときめいていた。
この1年は激動でしかなくて、メンバーが4人になり、全員が外部舞台で主演し、今回の公演もそれぞれの舞台の合間をぬって深夜に集まってリハして、こっちもアイドルのファンしてるの忘れそうになるぐらい演劇漬け。そんな中で作り上げてきたのがこれって、正直驚いた。忙しいのは分かってるから、全然、もっと身体が覚えてる曲中心にセトリ組むことだってできたと思うし、おたくだってきっとそれを受け入れたと思うんですよ。でも全然全く1ミリも「しょうがないよね、」なんて思わせる余地のない構成だったし、もっと上へ、もっと新しいものを、さらに加速して(新曲のあれ)、っていう気迫がぎゅうぎゅうに詰まっていた。いや~だってこのひとたちのセクサマが見られるなんてちょっと前まで想像してなかったよ、わたしは(そこなの?)。

と、いうように胸がいっぱいで色々記憶が飛んでいるので詳細なレポはできませんが、11/26夜公演直後に吐き出していたツイートに沿ってざっくりいくつかのポイントに絞って書き残しておきたいと思います。

1曲目のサンダーバードが天才


何だろう、キーの高さなのか声質なのか、宇宙が歌うV6の曲が前からすごく好きで。今回初っぱなにこれまで1度もやってこなかった曲(しかも最近の曲でもない)を持ってくるのがまずずるいし、今の宇宙と歌詞のリンクとかがぶわあ…っと来て泣きそうになってしまった。最高にハマってて格好良かったよ…。

UNIVERSE殺陣バージョン

「8/8とは違う形で」、というのが、ほんとにファンへの慈愛がすごすぎてどこまでも優しいひとたちだよねえ。刀で戦いながら踊るの、ちゃんと格好良いんだけどどことなく「失われることのないジャニーズ感」みたいなものもあって、そのバランスも好きだったな。きっともうわたしたち大丈夫だから、また頭ぐるぐる回して踊ってるUNIVERSEも見せてね。
j-island.net

ソロでメンバーがバックに


わたし、ソロ曲で他メンバーがバックダンサーをする演出、っていうのがものすごく好きなんですよ。やっぱりバックで仕事に徹してる姿、良いじゃん。自分達の仕事でスケジュールいっぱいなのもめちゃくちゃ喜ばしいけど、バック仕事が無かったら無かったでさみしいな、とか丁度最近考えてて、心を読まれたのかと思った*1

MC備忘録




新曲「Make My Day」

事務所から正式に貰った曲って初めてなんじゃないの?嬉しかったな~これ。明るくて楽しくて振り付けもキャッチーで(塚田さんありがとう)。曲全部聞けたの2回だけだから細かいとこ覚えてないけど、コール&レスポンスの入るよしたかさんのパート、「キミに夢中!」「さらに加速!」って歌詞がすんごい好きなの。「さらに加速」がよしたかさんにあてられる歌割り、最高じゃない?
j-island.net

フォロミで記憶を奪われる


いやもう、どエロくて最高だったはずなんですよ、見ててひぃ……ってなったもん。でも具体的なことが全然思い出せないし言語化できなくて困る。困ってます…。

Yes? No?は特別


They武道時代から披露してきた嵐のYes? No?。今回めちゃくちゃ新しい曲やってるし、オリジナル曲も色んな方面のご厚意で増えてきて、だんだんやらなくなるかもな、でもそれもまた嬉しいことだな、と思うんですよ。それでもアンコールに組み込んでくる、その意図は実際には分からないけど、やっぱり大事にしたい曲だよねえ、と。今まで嵐の曲を踊り続けてきた年月がちゃんとこのひとたちの基礎になっていることの表れのように思えて、なんだか嬉しかったの。だいすきな曲だなあ。

よしたかさんのこと

個人的には原担になって初めての「アイドルの原嘉孝」を見る機会。降りたきっかけになったのはお芝居だったわけですが、めちゃくちゃ格好良くてキラキラしたアイドルだったよ。堂々とステージに立ってる姿が、宇宙Sixを曲がりなりにも眺めてきた者として何よりも嬉しかった。アイドルでいてくれてありがとう。宇宙Sixでいてくれてありがとう。

ソロは若干のどよめきを生んでいましたけど…笑 こういうことなのかな、と解釈してる。



最後に。
本当に本当にありがたいご縁でたまたま行かせてもらえたけど、手元にチケットなくて配信もどうやら無さそうで、という状況で過ごしてた期間、他のファンが楽しそうにふゆパラの話してるの見てふとした瞬間に悲しくなってたし、少数なのかもしれないけど結局入れなかった方のことも知ってるし。なにより「宇宙Sixちょっと気になるな~!」ぐらいの人にも見て貰えるようにせめて生配信が…欲しかったな……。せっかく方々で舞台出て今までにない層に名前知ってもらってるのにもったいない。不真面目ファンのこのわたしですらアイランドに要望送ったのに…!!今度は!ぜったいやってくれよ!頼んだぞ!!!!!!(大声)

*1:と言ってたら嵐のツアーに復帰していたみたい、タイミング合わず見られなくて残念だな…

2019.10 観劇記録

10月の観劇記録です。何だかんだ週1くらいのペースで観てるんですね…宇宙Sixの舞台ラッシュもそろそろ後半戦でしょうか(って言ってまた年明けの予定じゃんじゃん追加されたりすんのか!?)

※まだ幕が下りていない作品の感想も含んでいます、ネタバレしたくない方は読まないでくださいね

 

最貧前線 @世田谷パブリックシアター

風間さんが舞台に出るときいて反射的にチケットを取っていました。とはいえわたしジブリが全然刺さらないタイプの人間なので*1宮崎駿作品、合わないのでは…?大丈夫かな……と思ってましたが杞憂だった。太平洋戦争末期のとある船の話、という題材が題材なのでシリアスめだけどイヤな人とかも出てこないし、ストレスなく観られるシンプルに良いお話でした。後味もさわやかで良い。

でね、風間さんが、すっっごい好きな風間さんだったんですよ…大塚少尉、堅物な軍人だから「生きて帰る」ことへの諦めが染み付いてて、そうすることで使命のために強く立っていようとしてるんですよね。でも漁師組の海の知識に助けられたり「生」に貪欲な姿勢に触れてやわらかく融けていくの。それがまあとんでもなく良かった…。あとなにより声がいい。最近はテレビのお仕事が多いけどたまにはこうしてナマの舞台も出てほしいなあ。

あと世田谷パブリックシアター観やすくて好きだ。

 

どれミゼラブル! @博品館劇場

松本幸大初の単独主演作品。そしてゆっくんこと早乙女友貴くん出演。別の界隈にいると思っていた推しと推しがあっさり共演してしまった…しかも殺陣までしちゃうなんて…世界はすべて繋がっているんだな……。

全体としてハートフルで優しくて良い話だったな~!という感想なんだけど、わたしあんまりこの作品の笑いのツボが分からなかったんですよね…室くん関連のネタをよく知らなかったのも大きいかもだけどそれを差し引いても特に序盤はピンとこなくて……あ、スターウォーズは面白かった。

でね~幸大くん上手かったなと思う、純朴な好青年で掴みやすいキャラではあったのかもだけど幸大くんが出てくることで物語上だけでなく舞台上の空気もまとまりが出る印象だった。たくさんライダーネタできてよかったねえ。ダンスまで見られて満足でした、楽しそうでなにより。あとはやっぱり顔がいいな…。スペシャルカテコの全力自慢で「顔よく褒められるんですよね」って言ったサイコーな幸大くんのこと、一生忘れたくない…。

ゆっくんさんはねぇ、なんか現代ものだと違和感が出てきちゃうのかよく分かんないんですけど「セリフを喋ってます」感がちょっと強かったな…前観た時はそんな気にならなかったのに笑 (でもわりと全体的に皆さん相手の台詞を待つ間が見えちゃう感じだったので単にまだ呼吸が合ってなかったのかもしれない、幕開けてそこそこ序盤だったし。)鶴若さんリアコ量産キャラでめちゃめちゃおいしい役だったのと、殺陣が思ったより沢山やってくれてて満足感あったな…。斬った後の振り返る動作がめちゃめちゃ速いんだよな~。敵に背を向けないの。たいちさんは舞うように美しく刀を振り回す(?)けど、ゆっくんは実戦で強そう(??)*2。朱雀が楽しみ。

 

The Foreigner ~ザ・フォーリナー~  @三越劇場

江田剛初の単独主演作品。これで全員単独主演張ったねえ。めでたい!

江田さん1ヶ月前よりめちゃめちゃ良くなっていた。役柄もBLANK!とだいぶ違うから相性もあるのかもしれないですが…でもどう考えてもBLANKの本番やりつつこれの稽古してあのヤバい台詞(架空の言語での語り)こなしたの凄すぎる。

とにかくチャーリー(江田さん)すんごいかわいくて、ベティ(武藤さん)の「カワイイィィィ」って台詞とこちらの心が完全にシンクロしていた。チャーリーが自分の殻を破って架空の言語の物語を話すとこ、表情と身体をめいっぱい使って駆け回ってて、同時に江田さんの内に秘めてるものも開放されてたんじゃないだろうか、などと思って観ていました。それとフロギー(徳山さん)がどちゃくそ格好よかったですね。お衣装も非常に似合っていてイケメン軍人さんだった…。上手いなと思ったのはキャサリン(小島さん)。高田くんは観たのアンダースタディ以来だったんですがすごくフラットな芝居するな~って当時の印象のまんまで安定感あった。おいしい役どころだからもうちょい主張してっても良いんでない!?

 

相対的浮世絵 @本多劇場

め~~~ちゃくちゃ好きだった!ありがちといえばありがちでそんなに突飛なことしてる訳じゃないんだけど、その分刺さる人が多そう。シンプルにじんわり沁みる良さ。

多分本筋としては残された者たちが救済される話、なんだと思うんだけど、こうして「生きている者」と「過去に死んだ者」が出てきたら後者に入れ込むのがわたしの性だな。いやなんかそういうキャスティングしてるんだから当たり前なんだけど、りょちゃんと玉置さんがこっち側なのが本当に、しみじみ分かる……という感じだった。すでにこの世を去った存在だから自分たちの死んだ火事の話題に対してもすごくカラッとしてるんだけど(そういうふうに振る舞っている、という部分も多分あるんだけど)、話が深まっていくうちにだんだん人間の生きた感情が滲んでくるの…。

りょちゃんの達朗ほんとに可愛い弟で光の存在なんだけど、その純粋さが儚さも醸し出していて、わかる、この人なぜかそういう属性背負わせたくなるよね…。本人ははじめての会話劇でだいぶ苦戦したようだけど諸先輩方がたくさん見守って下さったみたいで愛だな……。

あと一番好きだったの玉置さん。いやもうこの人ほんと凄かった。うまく言えないけど身体まるごと「そういう存在」なんですよ。観ていてこのひとのお芝居"身体"がキーワードなんかな、みたいなことを思って、後から色んな記事を斜め読みしたら身体能力の高さを活かしたお芝居が多い方らしく、納得。しぬほどタイプの役者さんだと思ったしたまたま目の前で涙流してるところを観てしまって鳥肌ものだったな…。柿喰う客、ちょっと前からたぶん好きだろうなと思って気になってたので機会があったら玉置さん観に行きたい。

 

*1:千と千尋~』序盤のお父さんが軽くトラウマ

*2:それはそうと、ベスステの兄弟対談で殺陣にしても何にしても僕はこの人(たいちさん)を見て育ってるので~みたいなこと言ってたのあまりに尊くてウッとなった

最近観た舞台の記録(2019.8~9)

このごろ観る舞台の本数が増えて、脳内で感想を管理できなくなってきました。せっかく感じたことを忘れたくないし、自分でも読み返せるようにしておきたい…!と思い立ったので、いつまで続くか分かりませんが簡単に観劇の記録をしていきます。

今回は最近(8~9月)観た舞台の感想をまとめて書いてしまいます。

ここではモヤっとしたことなども正直に書き残す、と決めたのでそういう記事です。わたしは「面白かった」も「つまんなかった」もいっぱい読みたい人間だから、自分でも書くよ!

 

8月

THE BANK ROBERRY! ~ダイヤモンド強奪大作戦~ @新国立劇場 中劇場

記念すべき原嘉孝初の単独主演作品。だいぶカロリーの高いゴリゴリのコメディーだったんで、コンパクトめに約2時間でまとめられていたのが丁度よかったなー。個人的には観ていて若干だれてしまった箇所もあったはあったんですけど(斜め45度のくだりとか死ぬほど面白かったけどちょっと長く感じた)、とにかくずっと腹抱えて笑ってて大変でしたね…。

よしたかさんの役どころ(サム)はちょっと気弱なところのあるスリの名人。掴みにくそうなキャラだなと思ったけどかなりいい塩梅で演じていて、やっぱ上手いなぁ~すげえや、と思って観ていました。途中からマジでずっとタンクトップなの最高に面白かったな…一番かっこいい見せ場(笑)もタンクトップ野郎だったもんな…。あそこ、歌まで用意してもらってて愛を感じました。あとのべつでも思ったけどよしたかさんは長物の扱いが上手い。

それとれかたん(桜井玲香さん)が思ってた100倍ぐらいよくて、あの可憐な女の子がくるくる表情変えて男たちを振り回してくの凄いハマり役…いいコメディエンヌっぷりだった…。カプリス、あれでサムの医者で弁護士で牧師っていうめちゃくちゃな肩書きを信じ込んでカモにしようとしてるのかわいいよね。

あとカテコ後、主演のよしたかさんが最後まで残って他の皆さんが先に捌けるんだけど、その時よしたかさん、後ろかられかたんの背に手を添えてたんですよ…おのれ嘉孝……あの瞬間を目撃したわたし、萌え過ぎて最早怒りが沸いてきたもん。これは後世まで語り継いでいきたい。

 

けむりの軍団 @赤坂ACTシアター

あんまりこのブログに書いてなかった気がしますがあずみ早乙女友貴くんの殺陣に惚れて以来、時折早乙女兄弟沼のはしっこで水遊びをしてます*1。という訳で太一さん目当てでした。

新感線作品の圧みたいなものとスピード感、そしてイケオジコンビのギミックの効いた人情時代劇、という主題はめちゃくちゃ好きで、総じて楽しかったんです…しかし終盤の怒濤の字幕はちょっと拍子抜けだったな…。

あとよくよく考えてみると莉左衛門(たいちさん)が闇堕ちしなきゃいけなかったことの物語上の正当性が無くないか??というのが消化不良で…。出生の秘密が仄めかされていて(そのへんの伏線もはっきりとは回収されないままだったような…)、そりゃあいずれは目良家を追われる運命だったかもしれないけど、やっぱりあのタイミングであんなことになるのは主人公コンビの策略に巻き込まれた、というとばっちりでしかないように思えてな…それじゃあただただ 「可哀想」なキャラになってしまうじゃん……しかもそうさせたのが"主人公"たちである、というところがな~、ちょっとモヤっとしてしまってわたしはあんまり気持ちよくなかった……。わたしが理解できなかっただけなんだろうか……。

あ、1番の萌えポイントは紗々姫さまの腕を掴んだまま戦う莉左衛門さんでした。

 

9月

Little Women -若草物語- @シアタークリエ

わたしこういう正統派なミュージカルってものによって苦手っぽいことが最近分かってきたんですが、元々若草物語が好きだからか終始楽しく観られました。歌パートがコンパクトだったのもあるかな(ダメなときは大体歌の途中で飽きちゃうので……)。ただ仕方ないけどだいぶ話が圧縮されてる感があって、ベスのしょうこう熱のくだり(辛くて切ないけどベスの心優しさといじらしさが良いんですよね…)がごっそり無くなってたりとか、ローリーの心変わりがちょっと唐突に思えたりしたのは若干残念だったかも。

とはいえ四姉妹がそれぞれにイメージそのまんまで最高だった…四姉妹…生きてる…って感じだったし、はやしくんのローリーも観ててクスッとしちゃうお茶目な少年(~青年)で良かった。

感想を漁ってて、今回結構ミュージカル界隈のおたくにはやしくんが見つかっているようでよっしゃあやったな、と思ってた。とにかくはやしくん、これまでの比じゃなかったので……。こんなに安心して観られたのは初めてだったし歌い出した瞬間すげえ…wと半笑いになっちゃったもん。個人的な感情としてはやしくんには売れてもらわないと困る(笑)から嬉しかったし、なんか遠いとこに行ってしまうな…と謎の感傷もあり。シスアク観られるか分かんないけど、どんどん繋がってくといいな…。

 

新宿のありふれた夜 @シアターΧ

これを観て原担になる覚悟を決めました。それぐらいよしたかさんの芝居が良かった…。いや~めちゃめちゃ上手いわ……。登場シーンとしてはかなり少ないからこれは原嘉孝主演と謳う必要はなかったのでは?と思ったけど間違いなく存在感はあって、出てきた瞬間フッと空気が変わるの、かなりゾクゾクした。格好良かったんですよ健ちゃん…。信頼できるな……。

全体として話は難しめの部類だけどそこそこ説明してくれたので置いてかれっ放しになることもない、という印象。けどわたしはえっ結局克彦さんはどうなっちゃったわけ??という疑問が残ってしまったので(わたしが頭悪いだけかもしれない)、原作読んだら分かるのかな…*2。座長と少年のアングラなパートはたぶん「わからない」も正解なんだろうと思うのでふわふわした余韻を味わっておきました。あとは恐らく意図された不快感、みたいなものも随所にあったので観る側にストレスがかかることはかかる。わたしは特に怒鳴る男とべろべろに酔って人の話を聞かない人間が嫌いなのでそこはしんどかったな…笑

とにかくリン役の森高愛ちゃんがめっちゃ可愛かったのと、劇場に緊張感が満ちて客席もそれに飲まれてく感じがこの規模の劇場ならではだなーと思った。

 

THE BLANK!~近松門左衛門 空白の10年~ @よみうり大手町ホール

提示されてた題材とビジュアルが好きな感じで期待値を上げすぎちゃったのか、どういう作品として観るのが正解だったんだろう…というモヤモヤした感想が残ってしまった。というのは、まず1つには歴史番組の再現ドラマ的な"ドキュメンタリー"だったこと。あっこれって構成として物語じゃないっぽい!?というのを察知してとっさに頭を切り替えたんだけど、わたしにはこれを楽しむ感性がなかったみたいだ…。自分でピンポイントに視点を定めて多ステしたら違うのかもとは思った。もう1つはそのドキュメンタリー的な堅さにちょいちょい挟み込まれるシュールさのバランスがなんだかどっち付かずに感じてしまった。演出がわたしに合わなかったのかなあ、脚本なのかなあ…。

文一くんが声もよくて上手かったし江田さんに関してはめちゃキュートな場面も殺陣もありで楽しみが多かった(個人的にたすき掛けにめちゃくちゃ萌えた)だけに、なんか悔しい。江田さんは発声もうひといき…!って感じした。

 

と、夏休み2ヶ月分はこんなものでした。この夏から秋にかけてはゲキシネのおかげで髑髏城の七人にのめり込んだりもしていたのでそれも別に書きたいな……。

 

*1:の割にあんまり現場には行ってなかったのですが…兄弟の殺陣動画を見るのを趣味にしたり、あ、SHIRANAMIは観に行った。最近はプロメアを観て大炎上してるし朱雀は行きます

*2:でも原作のあらすじ読むかぎり大分話が違いそう

着地点:ハラヨシタカ

 

先日、原嘉孝くんに付いていくと腹を決めました。一見ギャグになっちゃって全然格好つかないツイートだったんですけど、これ投稿した瞬間なんかめちゃめちゃスッキリした。何ならちょっと気に入っちゃいましたこのフレーズ。はらよしたかに!!!腹を決めました!!!!!(大声)

わたしはたぶん性分からして思い切り良くストンと担降りすることってできなくて、なんかこう、一段ずつ慎重に理由付けして階段を下りていくタイプなんですよ。今回も去年の春はやしくんが宇宙Sixを抜けてジャニオタとしてのアイデンティティが迷走したことから始まり、メタルマクベスで回転したりとか、目黒くん兼任事変でえらいこっちゃ!となったりとか、Theyと宇宙のはやしくんへの執着みたいなものと決別したりとか、舞台に立つ原くんの姿ともぎ取ってくるお仕事がすごく好きだということがはっきり見えてきたりとか、「お手紙を書く」というファン活動のはじめてを気づいたら捧げていた*1こととか(笑)…そういう色んなきっかけや状況が積み重なってきてやっと着地点が見えた、みたいな感覚で、このへんの気持ちの動きを言語化するのは正直難しいな~と思っている。なので周りからしたらすごい唐突なことに見えるかもしれない。宇宙Six爆誕した当時は、え、あの「はらめぐ」が我が軍に…!?なぜ!?!?!?と戸惑いまくったものだけど、本当に何があるか分からないものですね。

1つ言えるのは、宇宙Sixになってくれていなかったら多分原くんを視界に入れることはなかっただろうなということ。いやね、それまで本当に全然興味に引っ掛かったことなかったの、カロリー高めなダンスする人だなぁ、ってぼんやり思ってたぐらい。だから原くんを見つけて選んでくれたお兄さんたちには感謝でいっぱいです。凄いひと引っ張ってきたねぇ、本当に。ぜいが好きで、宇宙Sixを好きになって、はやしくんが好きだったわたしにとって、えだりょと幸大くんは今までもこれからも安心できる大好きなメンバーでホームです。引き続きしぬほど肩入れするし付いてくよ。

 

はらよしたかさん、

舞台上での姿がめちゃくちゃ信頼できる

茶化してふざけてるように見えても知性がある

メンタルは強いわけではない、けどそれを内包するブレないパワーも持っている

そんな平成のスーパースター*2宇宙Sixの希望の星。宇宙Sixになってくれてありがとう。それから、お誕生日おめでとう。

あなたはかっこいいスーパー演劇アイドルだ!

 

*1:なんか苦手意識がずっとあって1度も書いたことがなかった

*2:って自称してたけど、令和は何になるんですか?

【完全自己満足】宇宙Sixに歌ってほしいcinema staffの曲

突然ですが、わたしの宇宙一好きなバンド、cinema staffがこの度ベストアルバムを出します!!!!!!いぇー。

 

BEST OF THE SUPER CINEMA 2008-2011/2012-2019

BEST OF THE SUPER CINEMA 2008-2011/2012-2019

 

 

で、わたしはふと思った。大好きなシネマの曲たちを自ユニ宇宙Sixが歌うなら???……という自分が楽しいだけの見込み需要ゼロ・妄想爆発記事です。辿り着いた方がいたらちょろっとシネマスタッフ聴いてくれねえかなぁ、あわよくばハマってくれねえかなぁ、という魂胆を丸出しにして、宇宙Sixのみんなに似合う曲、歌ってほしい曲を紹介します。ぜんぶサブスクで!聴けるから!!!!

 

はじめに: cinema staffとは

ひとまずバンドの紹介をしてみましょう。

岐阜県から来ましたcinema staffです、演奏を始めます」

オルタナティブ、エモ、ポストロックに影響を受けたセンス溢れるポップなメロディと、それとは対照的な直情的で衝動性の強い攻撃性を持ち合わせたギターロックバンド。

そして、「グラマラスボディ」と言うより「グラマラスバデー」と言った方がグラマラスさを損なわず、見え隠れする下心のようなものを軽減させることが出来るんじゃないのか?ということに気付いているけど口にはしない4人組。

耳を切り裂くような轟音なのか?小鳥の囀りのように澄んでいるのか?速いのか?ゆったりなのか?複雑なのか?ストレートなのか?…あれ?お前ひょっとして、泣いてるのか…?

そんな揺さぶりをかけながらもキャッチーな気持ちはいつも胸の中にあるギターロックバンド。

(cinema staff Official Web Site BIOGRAPHYより)*1

途中この人たち何言ってんの?って感じですが、そんなバンド。お茶目でお酒大好きだけどとにかく曲とライブが格好いいということだけは確かだよ。「かっこいいバンドが観たくなったら来てください」って本人が言うぐらいゴリゴリのライブバンド。

メンバー情報

青緑のギターがトレードマーク。めったに声を発しない弄られ担当。音楽とお酒が好きすぎてレコード屋兼飲み屋を経営。ライブでのポジションはセンター(だけどギターを弾き狂い始めるとすぐどっか行く)。

ほとんどの楽曲の作詞/作曲を担当。詩人だし小説家(個人の感想)。ここぞという時の曲フリでアツい演説をするのが痺れる。あとシャウト担当。サッカー好き。最近はプロレスも好きらしい。ライブでのポジションは下手。

唯一無二の美しい歌声を持つボーカル。去年喉の不調でライブ活動を休止していたが、その間にピアノを習得して帰ってきた。金髪。衣装がお洒落。たまに語彙力がどっか行く。ライブでのポジションは上手。

おしゃべりなグッズ宣伝部長。そしてハイパーLINEスタンプクリエイター(”ドコうさ”のLINEスタンプ発売中)。愉快なひとだけど手数多めのヘンテコなドラミングがすごいかっこいい。ライブでのポジションはセンター奥。

 

宇宙Sixに歌ってほしい!欲望の一覧

それでは本題、わたしの欲望の一覧です。Spotifyのリンクも貼っておきますね(少しでも聴いてくれる人を増やす作戦)。

江田剛

  • her method  (ミニアルバム『SALVAGE YOU』より)

これはですね…シネマでいちばんえろい曲だと思っているので…(?) 大人な女の人が出てくる小説の一節みたいな。ちょっぴりサディスティックな表情で歌ってもらいたい。蛇口も開いてよろしく。

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  • 時計台 (アルバム『望郷』より) 
江田さんて本当に精神的支柱っていうか、いつでもどんと構えてそこに居る、というイメージが見ていてずっとあるんです。その存在感が時計台とリンクするな~という。
 

松本幸大

  • into the green  (EP 『into the green』より)

夏の終わりにおすすめしたい一曲。野外で聴けたときの気持ちよさったらない。メンバーカラー緑だしぴったりじゃないですか?「名前を呼んでくれ」って言われたい。呼ぶよ!幸大くーん!!

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  • lost/stand/alone  (アルバム『eve』より)
シンプルにかっこいい曲で!このアルバム『eve』はシネマの中ではポップスっぽい仕上がりなのでどことなく爽やかな戦隊ヒーロー感が出ている気がする…のはわたしだけですか?
 

山本亮太編

  • シンメトリズム  (ミニアルバム『Symmetoronica』より)

山本さんの武器は感情だ、みたいなことをわたしは最近よく考えてるんですけど、それをぶつけたらこの選曲になった。"ヘッドフォンが爆音過ぎて 君のこと思い出せないよ"っていう歌詞が最高で大好き。

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  • 波動  (アルバム『熱源』より)

何かが誕生する瞬間、を描いた曲。本人も言ってたけど亮太くん今年死ぬ役が多くて、山本亮太という人にそういうものを背負わせたい感じ、何か分かる…。とか考えてたら、いのちの曲を当てはめてみたくなった。

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原嘉孝

  • wildcard2  (EP『SOLUTION E.P.』より)

よしたかさんにはまず、とにかくバッチバチな曲を選びました。2なのは元々あったwildcardという曲を基に作り変えた曲だかららしい。「切り札」っていう曲もこのEPに入ってるんですけどね。原嘉孝宇宙Sixワイルドカードだと思ってるよ。

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  • WARP (ミニアルバム『SALVAGE YOU』より)

はじめは尖ったギターロックかと思いきや、サビに来るとファンタジックめサウンドの入った不思議な曲。「このまま知らない国へ行こう」「このままふたりの国へ行こう」って言われてリア恋を拗らせたい、ただただその一心。

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宇宙Six

  • theme of us  (アルバム『Drums,Bass,2(to) Guitars』より)

ライブの超定番曲でタイトルの通りバンドのテーマソング。死ぬほど聴いてるけどやっぱり好きだな~。我らがスーパーマン!!!!2番サビの歌詞を宇宙に重ねてしまうところがあります。

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  • 西南西の虹 ( アルバム『望郷』より)

ライブで激烈に盛り上がる曲です。それはもう激烈にぶちかましてくれます。大サビ前のシンガロングが最高に気持ちいいのでやりたい。宇宙Sixぶちかましてくれ、っていつでも思ってる。

open.spotify.com 

 

おまけ

自然と思い浮かんだのでこのひとたちも。

林翔太編

  • GATE  (シングル『水平線は夜動く』より)

最近そんなでもないけどライブ終盤の定番曲になってたりしたエモofエモな曲。はやしくんの声質、絶対にシネマと親和性が高いと思うんです。

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目黒蓮

  • シャドウ  (アルバム『blueprint』より)

目黒くんは尖った曲もいいけど、意外とテンポの落ち着いた(いやでもドラムの手数も多いしよく聴くとふつうに激しいんだけど)エモい曲を歌ってほしさがある。このアルバムはサウンドがかなりバツバツした印象に仕上がっていてそれがまた良い…

open.spotify.com

 

おまけ2: Youtube動画

紹介した中でMVが公開されているもの+αでお送りします。

 

into the green

youtu.be

 

theme of us 

youtu.be

なぜ警備員 そして女装、幽霊、裸 カオスです

 

西南西の虹

youtu.be

 

GATE 

youtu.be

 

シャドウ

youtu.be

めちゃくちゃ綺麗なMVだからみて

 

great escape

恐らく一番聴いたことのある人が多いのがこれ。アニメ『進撃の巨人』のEDでした。

 

君になりたい

単純にわたしが好きな曲。ミニアルバム『Blue,under the imagination』より。一番好きなアルバムかもしれない。これぞシネマ。

 

 

以上、宇宙Sixcinema staffのファンによる自己満足記事でした。お粗末さまでした!

宇宙もシネマも売れてくれ~~!!

*1:久しぶりに見に行ったけど、多分これしばらく更新されてない スタッフのひとがんばって……!

雨の中汚れても道はその胸に

They武道がなくなって宇宙Sixができたとき、そりゃあ3人のThey武道が好きだったわたしは正直複雑だった。本人たちの納得した形であることが伝わったから嫌な思いこそしなかったけれど、好きだったものが突然形を変えたわけだから、きちんと受け入れるには少し時間が必要だったのだ。それでも嬉しかったこともあった。実質MADが無くなり、1人になった幸大くんを引っ張ってきてくれたこと。そして何よりはらめぐという、この界隈にとって全く新しい存在が加わってくれたことだった。単純にね、人が増えた!ってことが、多分漠然と嬉しかったの。ずっとずっと、仲間を失ってきたことを知っているから。*1
新しくできた宇宙Sixというグループは、日を追うごとにギラギラしていった。それまでだって気合いの入ってない仕事をしていたことなんて無かったし、いつだってその時その時の役目を全うしていたけど、気迫や勢いは確実に増していた。それはグループの形を変えおれたちはもうこれで行くぞ、という覚悟でもあり(背水の陣、みたいな空気をわたしは感じることがある)、はらめぐが吹かせた新しい風でもある、と思っている。わたしにとって原くんと目黒くんは、そういう光だった。
だから、もしTheyのままだったら、とか、あの頃の方が良かった、とか、そういうことは考えたことがない。They武道が大好きだったけど、They武道は終わって思い出に変わった。まっさらの新しい"宇宙Six"ができて、また好きになった。自担だったひとが出ていっても、やっぱり5人の宇宙Sixも好きだった。
そして宇宙Sixは、4人になりました。

どうか上手くやってほしい、と思っていました。前のブログにも書いたけど、なるべく誰も傷ついたり、傷つけたりしなくていいように、そういうふうに決着がつけばいいと願ってた。でも全然上手くなかった。上手くやらせてもらえなかったんです。ていうかもう、一番最初の時点で、わざわざ宇宙に所属している目黒くんを引き抜いた時点で、兼任なんて言って濁した時点で全然上手くなんてなかった。そこへの怒りはやっぱり、消えてなくなることは無いんじゃないかと思う。
でも目黒くんの努力が報われたことはシンプルにほんとうだと思うのです。宇宙Sixのファンであるわたしの願いとは違う方に行ってしまったけれど。目黒くんには、できればたくさんの祝福があってほしい。そう思う。こちらを振り返って窺う必要なんて絶対なくて、きみは素敵なアイドルだから、そのままで大きく羽ばたいていけばいい。デビュー、おめでとう。

旅立つ目黒くんも送り出す宇宙も、涙をこらえながらもお互い笑顔で、いや上がった写真と動画を見るに絶対確実完璧に泣いてたけど(やまもとさんが)、わたしたちには見せなかった。その姿はすごくすごく強くて美しいって思う。
それでもやっぱり、いやだからこそ、名ばかりの兼任とその先の別れ、わたしたちのこの7ヶ月のことは、絶対に美談になんかされたくない。させてやるもんか。そういう気持ちがここにあったということを残しておきたい。いやね、もう今はいいんです、別に美談にしたって何だって、それで宇宙Sixが幸せになれるならそれでもいい。でもそういう強い気持ちがあったことだけは、ここに書き残して、それで終わりにさせてほしい。もう言わないから。これは供養です、鎮魂です。レクイエムにYes?No?でも歌おっか。*2
わたしの好きなひとたちは宇宙Sixを守りたい、と言い切ってくれたし、ファンの気持ちも一生懸命掬って肩組んで、手を繋いでいてくれようとするし、迷いも振り切ってもう前に進んでいることを伝えてくれた。そういう姿を宇宙一信頼している。だからもう余計なことは考えたくない(なるべくね…)。彼らのいるステージに向かい合う時は、ただただ素直に見ていたいと思うし、このひとたちを好きだということを素直に言い続けたい。そういう決意表明でした。


j-island.net

*1:まあ、その後はやしくんは抜けたんだけど、そこはそれ以前から種のあった話なんだと思うから、今回は置いておく。

*2:UNIVERSEにしなかったのは直近の傷を抉りたくないからだよ、でもYes?No?もそれはそれで…