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ちょーどいいぐあい

宇宙Sixの終わりによせて

わたしのおたく人生における山本亮太さんとの付き合いは、3人時代のThey武道に遡る。きっかけは確か、「C=Normal」を踊る映像(それ自体は4人時代のものだった)にネットの海で出くわしたことだったと思う。それぞれに癖もありつつ、なんというか、"ジャニーズアイドルの踊り"というものを突き詰めて洗練させた表現、みたいなふうに感じて、それがもうすごい琴線にふれたのだった。
その後家にあった嵐コンのDVDを毎日のように見漁って彼らの姿を見つけては大喜びしたし、その年のカウコンでは完全に双眼鏡ロックオンだった。友人にDVDを借りてプレゾンにもどハマりして、冬の日生劇場は受験勉強と天秤にかけて結局観に行って、好きの勢いはどんどん増した。紆余曲折を経て、わたしは林翔太というひとを自担と呼ぶことになる。

それから、ずっとだ。担当でこそなかったけれど、山本亮太というひとは、わたしの中ではいつでもわたしの大好きなひとと共にあり、ありったけの感情をのせてステージに立つ、本当に本当に眩しくて大きな存在だった。ジャニーズ全体から見たらそこは日陰だったかもしれないけど、わたしにとっては視界の中心だったその場所を、明るく照らしてくれる太陽みたいなひとだった。
宇宙Sixという新しいユニットになっても、自担であった林くんがユニットを抜けても彼は決して手を離さなかったし、その次の年、再びユニットのリズムが崩れるかと思われた時もそうだった。頑なに。過去も大切だよと、ずっと離さないでいてくれたから、一度迷子になったわたしも宇宙Sixのファンでいることを選ぶことができた。ふゆパラで夢みたいな景色を見せてもらえたことも、いま原嘉孝というひとに希望を見ていることも、全部全部、山本亮太というひとがいなかったら叶わなかったかもしれない。ほんと、周りのことばっかり照らして、自分のこと忘れてるんじゃないかって思うこともあるぐらいだった。

彼がいなくなる、ということは、宇宙Sixの終わりを意味するかもしれない。契約解除の知らせを受けてから、すぐに頭を過ったことだ。実際その通りになった訳だけれど、自分でもびっくりするぐらい落ち着いている。公演が持てる予定だったのであろう今年のふゆパラの開催が発表されたとき、残されたひとたちの顔が見られたとき、現実が目の前に突きつけられた気がしてあぁ、もう終わってしまったのだと暫くずーんと気が重くなったりもしたけど、なんか、それぐらい。不思議なほど悔しいとかそういう激しい感情が無くて(いや、アクスタ欲しかったなとはちょっと思った)、もうそういう時の流れに流されるだけなのだなぁ、とよくわからない感傷にずっと浸っている。
本当にたまたまなんですけど、自分がちょっと鬱に入っていて感情が動きにくくなっていた矢先だったのもあるかもしれない。でもばかやろう、とは思ったけど、裏切られたとも思わなかったから。これまでステージ上から沢山のものをくれた"りょうちゃん"と、その裏でやんちゃして悪い遊びに手を染めてしまった男のひとは、わたしの中では全然矛盾はしなかったから。ただただ、叱って側にいてくれる温かいひとが彼の周りにいますようにと。残された3人が、これまで丁寧に積み上げてきた分くらいはちゃんと報われてくれますようにと。贅沢をいうなら、これからもわたしたちの前に立ち続けてくれますようにと、願うだけだ。

宇宙Sixは無くなった。
無くなったというか、経緯はどうあれ、もう彼らは"宇宙Sixしない"ことを選んだ。
それならそうですかと、粛々と、これまでに貰ったものたちに好きだったよと感謝して。これから与えて貰えるものを気が向くだけ受け取って、好きでいさせてもらえる限り好きだよと言っていくことしかできない。今のとこ、そういう気持ちです。

2019.12 現場記録と今年の総括

12月現場記録

ARASHI Anniversary Tour 5×20 @東京ドーム

去年の12月とセトリ等は殆ど変わらずだったけど、1年近く間が空くと見ているこちらの感情は随分違ったりするもので。いやそりゃあそうだよ活動休止するっていうし1人結婚してるんだもん!!!笑 これについては後で触れることにしますが、ジャニオタのわたしにとって嵐と二宮さんはやっぱりホームなんだなあとしみじみ思った。Jr.の自ユニがバックにいなくて久しぶりに二宮さんをじっくり眺めていたのもあって、めちゃくちゃ純粋に「アイドル二宮和也」にときめく瞬間が何度も訪れたことにびっくりした。なんか突然初心にかえったっていうか、アイドルというものに初めて出会った頃のキラキラした気持ちとか好きなひとを目の前にしたとき感情が高まりすぎて涙が込み上げそうになる感覚とか、そういうのがぶわっと頭を駆け巡ったんだよなー。不思議。
MCの序盤でお手洗いに行って帰ってきたらマッチョブームが到来していたの面白かったな。

劇団朱雀 復活公演 @紀伊國屋サザンシアター

今年イチわたしを狂わせた現場(確定)でした…。岐阜に行きたすぎて鳴き声が「ギフ……」になってしまったけど、あとは日テレプラスの放送を楽しみに待ちます。冷静さを失った感想(というかわたしが感情のエクササイズをしているさま)は別記事に書きました。
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2019年総括

今年も終わりなので簡単にこの1年の総括を。そこそこでかい事件がありつつ推しも増え、目まぐるしすぎる1年だったな。推しが増えたのはだいたいアマゾンプライムビデオが悪い。

宇宙Six、4人になる/担降り
もうなんかこれに関してはいっぱい記事書いたからわざわざまとめ直さなくていいよね…という気持ち。色々考えるのも疲れちゃったし、根には持ってるけど(笑)いつまでも4人のこと「色々あったけど~」って目で見るのも嫌だし、今このとき宇宙担で原担で楽しいからオールオッケー!好きでいられる限り好きだよって言いながら着いていくしかない、そういうシンプルな心持ちです今は。

嵐活動休止の発表
震えたなー、最初聞いたとき。どこか納得するのと同時にこれを今決断できる嵐にめちゃめちゃ凄みを感じたし、会見の二宮さんがすごくわたしの好きだった二宮さんでやっぱりこのひとには敵わねえ……と思った。降りた立場だからなのか分かりませんが私は正直あんまり寂しい気持ちはなくて、本人たちが幕を引くというならそういうタイミングなんだな、と思ったよりストレートに受け止められている。良い形で締めくくって、また気が向いたら戻ってきてほしい。

若手俳優の推しができる、そして居なくなる
出会って半年だよ!?そんなことある!?!?正直見ていた時間が短すぎてこれに関しては何も言えることは無いな…と思っているんだけど、壮馬くんのおかげでドリフェス!に出会い救われた気持ちがあったのは本当だし、別に事実を知りたいわけでもない。ただできれば不当に傷ついたりせず、できれば好きなひとに囲まれて、できればごきげんに自分のための人生やってて欲しいと願ってしまう。待ってるのはやめるからさ、元気でいてね。

若手俳優の推しができる2
突然サクセス荘という番組*1にはまって、そこに出ていた和田雅成というひとに転がり落ちました。11月に当日券でカレンダー発売イベントに突撃して握手してもらい、自分にそんな行動力があったことに驚いた(でもやっぱり接触は苦手)。今、なんでも楽しい期です。顔と中身が好き、2.5次元の文化にまだ馴染めてない、というか馴染めるかどうかも未知なので芝居がすごく好きかっていうとまだよく分からん。この仕事のことを「好きだからやってる」「好きじゃなくなったらすぐ辞める」って言ってるのを読んで、そういう大事なところがおたくに左右されないでいてくれそうなところが良いなーと思う。というかそれをきっぱり口にしちゃうところがピュアで現実主義そうでとてもいい。好きです。興味がどれだけ続くか分からないけどやたらと無理なくね~と念押ししてくるひとだから、言われた通りにしようと思います。

二宮さん結婚
すごく純粋に二宮担をしてたのもだいぶ前のことのように感じるけど、それなりに思うことはありました。お相手が世間でどう言われていようと関係ない、そういうひとだと思うし、結婚を考えられるほどの相手が現れたら先陣きって「国民的アイドル嵐の結婚」の前例を作りに行こうとするんだろう、できれば嵐の活動休止前に、嵐の二宮和也として。その辺までは何となく想像できてたんですよ、勝手にですけどね。ただまあ、こういうことは正式発表前にすっぱ抜かれたり周りにグダグダ言わせたりすることなくキッパリ賢く爽やかにやってほしい、という強めの願望が自分にあったらしいことを知りました。これも勝手な願望でしかなかった訳ですが。しかしわたしは将来二宮さんの遺伝子が受け継がれてこの世に出ることがあったら大喜びする自信があるので、やっぱりこれは時間が解決してくれる感情のような気がします。遅くなったけど、おめでとうございます!

早乙女兄弟沼
時々隅っこの方に水遊びしに来てるだけのつもりだったのに、見事に足を滑らせて溺れ狂った1年だった。数多のおたくが吸い込まれていったルートだと思うんですけど、まあプロメアからの髑髏城ゲキシネがよくなかった。よくない……ずるいじゃんあんなの……。今冷静に考えたら中島かずき大先生のせいなのでは!?!?朱雀にも最高の脚本ありがとう……ラブ……偽義経も楽しみにしてるよ……。

2019年現場一覧
1月
SHIRANAMI
2月
ポルノグラフィティ UNFADED
伊賀の花嫁
3月
空ばかり見ていた×2
ソーホー・シンダーズ
4月
のべつまくなし
5月
JAPAN JAM
6月
cinema staff
アルプススタンドのはしの方
デルフィニア戦記
桃山ビート・トライブ
8月
THE BANK ROBERRY!
ROCK IN JAPAN
けむりの軍団
NUMBER GIRL
9月
リトル・ウィメン
ポルノグラフィティ 神vs神
新宿のありふれた夜
THE BLANK!
10月
最貧前線
どれミゼラブル!
ザ・フォーリナー
相対的浮世絵
11月
和田雅成 カレイベ
地球防衛軍苦情処理
ドリフェス!DMMシアター
ふゆパラ 宇宙Six公演
劇団朱雀復活公演×3
12月

劇団朱雀復活公演


来年も楽しくおたくをするぞ!

*1:一発撮りのシェアハウスコメディー。アマゾンプライムならなんと、撮影終了後の反省会まで観られる!たのしい!!!

劇団朱雀 復活公演に狂っていた話

今年イチわたしを狂わせた現場の話をします。
早乙女兄弟の沼に遊びに来るようになって日も水位も(?)浅い*1わたしが初めて出会った朱雀の大衆演劇、熱量と実力とエモさで殴ってくるような公演だった。いやエモいって無闇に多用したくはない単語だけどこういう時に使うんだなって……思ったから……。

劇団朱雀 復活公演  @紀伊國屋サザンシアター
(11/27夜、28夜、30昼、12/13夜)

1部

初っ端から椎名林檎なの、度肝を抜かれてそんな……!ずるい……!となっていた。暗夜の心中立てのイントロにあわせて幕が開き、まず目に入ってくるのがシックでモダンなお着物に身を包んだ花魁、掴みとして大正解すぎませんか…かっこいい……一瞬で「6500円、元取れる」と勝ちを確信する。え~ん好き……。肩貸しがゆっくんさんなのも好きポイント……。手拭い置きかえるとこ毎回観察しちゃった……。
たいちさんの女形、意外と体格がいいのとかも相まって、動きの大きな振りで豪快さが垣間見える瞬間が個人的にめちゃくちゃ好きだった。「男性であるたいちさんが演じている」というこちらの意識と、流れるような美しさと妖艶さが全然違和感なく共存している感覚がたまらなかった、何というか、"そういういきもの"なんですよね。かと思えば天女さまのように見えるときもあるし(ワダツミの木とかあまりの美しさに双眼鏡を構えながら涙ぐんでしまった)母のような包容力がにじむときもある……。はあ……。
中盤奈々さんの曲で突然全身タイツのカモメが現れ笑わされたりしつつも最後は定番曲(であることが初心者にもわかる)夜桜お七で1部が締めくくられるの、5年間ずっと待っていた方々と大衆演劇を初めて体験する新規、どちらも取りこぼさないバランス感覚みたいなものを感じてため息出ちゃう。ああわたし観に来てもよかったんだ、って思えて嬉しかったな~。

2部 日替わりお芝居

『火のない所に男は立たねえ』
わたしの入った3/4回これだったの笑っちゃった。中島かずき先生だ!!!火消しの話だ!!!というだけで楽しくなってしまうんですけど(この夏はプロメアで大炎上していたので)、まあ~やっぱり好きに決まってる。ジャニオタ的感想は滝沢歌舞伎の鼠小僧ってこれがやりたかったんじゃない!?です。
かずき先生特有のセリフのリズムがやっぱ気持ちいいよなぁ、たいちさんもそれを流れるように発話するのが上手くてたまんない……。「身ぐるみまとめて剥いでやらぁ」が最高すぎた。あと「あばよ」の言い方が死ぬほど好き。
あとこれはゆっくんさんのための演目でもあるねと思ったんだけど、元気よくバリバリ見得切るし(たいちさん自ら拍子木やるのも最高だった)キザで熱いセリフ盛りだくさんだし火消しの姿で刀振り回してるのめちゃめちゃ格好よかった……。
客席まで全部使って走り回ってほんとにもう、勢い!圧!熱!って感じで最高だった。だいすき。

『安兵衛駆けつけ・高田馬場の決闘』
シンプルで分かりやすい話、安兵衛(たいちさん)に中津川(ゆっくん)がキャンキャン吠えながら挑もうとする、という配役にフフッとなりますね。酔っぱらい安兵衛さん、わたしが見たときマジのべろんべろんで何言ってるか分からなくて笑っちゃった。
決闘に駆けつけることを決意して高田馬場までの徒競走が始まったのめちゃめちゃ楽しかったしここ本当に全力で動いてるからかなり体力消耗しそうであった。

残念ながら『遠州森の石松』は観られず。悔しかったのでBRATS版のDVDを買った。観ますね。

3部 舞踊ショー

ここまでで既にじゅうぶん元取ってありあまるぐらいなの。でもその上まだ3部があるんですよ!? 3部、本当に麻薬。死ぬほど楽しかった……。

  • MATA©️TANA

いきなり爆速すぎて訳が分からなくなっちゃった。群舞が大好物のジャニオタ、PLAYZONEのGPZを初めて目にした時以来の衝撃。全員赤い衣装に身を包み、扇子を片手にはちゃめちゃに踊ってて、いやこんなの好きじゃん、あたりまえ体操!!!!!!!たのしい!!!!!「騒ぎ屋家業十何人!」の「十何人」のとこ、顔の向きを上、左、正面って動かす振りと音のハマり具合がすごい快感で、これ好きポイントです。
凛々しいポニテすがたのたいちさんがマイク持ってバリバリ客席煽って怪獣みたいに暴れまくってたの思い返すとときめきで胸が痛いし、サビの全力疾走はゆっくんさんが1等賞だったよ……。

  • お祭り忍者

プレゾンの若干トンチキなお祭り忍者を見慣れてしまったわたし、演出次第でこんな正統派にかっこいいお祭り男たちの曲になるんだな!?という謎の感動を覚える。なかなか他の演目では追えない方々をじっくり見られて初めて気づいたけど、この座組、マジで動ける人しかいない。

  • 東京ドンピカ

今、こればっかり聴いてる。中毒です。ギラギラの着物に髷にサングラスのたいちさんも何故か癖になるんだけど火消しのおさえさんを経てのこれ、気付いたら女装トミーさんのファンになっている。もうアイドルじゃん……。だいすき……。「ドンドンピカ」の振りのキレがめちゃくちゃ良いとこ、好きポイント。

ええ、狂いましたとも。セクシーーーな振りが最高!!!アヤノさんありがとう!!!!わたしこれは気付いたらあゆちゃんさんを見ていました。いやこの3きょうだいって天才しかいないんですか?17歳にしてあの堂々たるセクシーさ、好きになるしかないじゃん……。好き好き好きで燃えて狂わせたいの……。
あと客席にも腕を交互に挙げヒラヒラさせる振りを求めるたいちさん(11/27夜)、「初めての方も~ 戸惑わないで~~?」と仰ってたの面白かった。2回目ぐらいから戸惑わずにできるようになったよ。死ぬほど楽しかったな……。

  • あゝ無情

このゆっくんさんが!好きすぎて!!ひれ伏すしかない!!!セクシーな女性陣に囲まれて現れガシガシ踊るゆっくんさん、兄とはタイプの違うギラギラした気迫と野性味があの細い身体からガンガンに出力されていて……生まれて初めて「メロメロになる」ってこういうことなんだ……と思った。ピンク×ギラギラ×モサモサの羽織というキザすぎる衣装が信じられないぐらい似合ってて格好良かった……。\そんな魅力がたまらない/ \ゆっくんゆっくんどこ行くの~/

  • 歳々年々

神事かな…!?美しく布をひらめかせるこのたいちさん、森羅万象を自在に操れるんじゃないかしら……。後半ゆっくん出てきて対になるとこでもう、情緒がダメだった。運命のシンメを目にしたときの感情ですこれは……だって運命っていうか生来のシンメじゃん……あんな光景を目にして心が震えない人間はいるのか!?神秘。

  • Fire Bird

まとっていた布を脱ぎ捨て、上から降ってくる刀をキャッチする兄弟……吼えるたいちさん……これ…この流れがあまりに好きで…。ここの兄と弟、どんな気持ちなの……?
お芝居に組み込まれるものでもない、ただただ兄弟が向き合ってぶつかり合うための殺陣なんだと思うと爆音が耳に刺さるのと相まって情緒がグチャグチャにされて死んでしまう。
28夜でゆっくんさんが最初刀キャッチし損ねて若干盛り下がってたり笑 毎回ちょっとずつ様子が違うのも興味深かったんだけど、見た中で一番ゾクゾクしたのは13夜。バチバチに闘ってるというより同じ魂を持ついきものたちの"戯れ"だったっていうか……何だろうな、余裕、みたいなものが見えたのかな…おまけにシンクロ具合もすごくて震え上がっていました…こわい……。

  • 光明

まず群舞までの流れが好きすぎたんですよね…たいちさんは扇子をブン回しゆっくんは棒をブン回し千手観音……そしてわたし、おおきな旗を振る男たちのことがだいすき!!
もう、ここまでずっと感情が高まる一方じゃん。いやもう何なら1部の一番最初っから、上がりっぱなしじゃん。ここまで畳み掛けてきておいて!最後の最後で兄弟妹3人がセンターに集結するの、あまりにずるくないですか!?最前に兄と弟のシンメ、そのちょうど間に!2列目センターのあゆちゃんがくるフォーメーション!最高!!あゆちゃんの強くて美しくて凛とした姿が目に焼き付いて……。え~ん好きだ……。



本当に、大衆演劇のことも5年前までの朱雀のことも殆ど知らないド新規オブ永遠の新規のこともちゃんと掬い上げてこんなに楽しませてもらえて、こんな面白いものに出会えて感謝しかないです。劇団朱雀復活、おめでとうございます!!!
劇場に通ったっていうよりライブハウスに行く感覚に近かったのが個人的に面白くて、ステージにも客席にも自由な空気が漂ってたのは大衆演劇の性質なのかなあ、などと思ったりした。

そうあとたいちさんのこと、あ、意外とちゃんと笑ったりする人なんだなあと気づく瞬間がどこかで訪れるのって新規あるあるなんじゃないかと勝手に思っているんですけど、今回初めて見た朱雀のたいちさんは比じゃなかったというか、限界まで体力削りながら楽しそうに暴れ回ってる姿を見ながらああ、ここがこのひとのホームなんだなあ……としみじみ思ったり、作り手としてのたいちさんのセンスが死ぬほど信頼できるということを思い知ったりしました。いや~~好きだな、敵わないです……。
そしてそんな兄に挑んでくゆっくんさんのこと、永遠に見ていたいと思ってしまった。初めてゆっくんを見たとき惹かれた泥臭さのある気迫、みたいなものが、もしかして朱雀でならめちゃくちゃ浴びられるのでは!?と…。思っちゃったよね……。
この5年間待ち続けたファンではないけれど、今もう出会っちゃったから、また次までの間、一緒に待たせてもらってもいいかな!?今はそんな気持ちです。
まだ地方公演が残ってるししばらくは発作のように感情ぶり返すと思うけど、ひとまずこれで、わたしの出会った朱雀の記録とします。どうか最後まで怪我なく終えられますように。

*1:2015年あずみ幕末編のゆっくんが最初。しかし最近まで現場はあんまり行けてなかった、髑髏城もゲキシネから

2019.11 現場記録

11月分の記録です。突然沼にドボンした若手俳優*1と握手するために驚きの行動力を発揮したり、出会って半年の推しが姿を消したり、久々にペンライトを持ったりしててんてこ舞いでした。そうだあとあと元担が結婚した。怒涛すぎない?ふつうに本業も忙しかったので我ながらよくがんばった。えら~い。


ドリフェス!イリュージョンShow Time in DMM VR THEATER ~Thank you for your YELL!!!!!!!~ @DMMシアター

11/9、横浜はDMMシアターへ。令和生まれのドリフェス!の私にとっては最初で最後(悲しいけどたぶん)のドリフェス!の現場。たった1日前に受けたショック*2も忘れるぐらいめちゃくちゃ楽しくてサイコー超えた現場だった。ディアドリが、KUROFUNEが"居る"しほんもののドリカタイムがあるし「この木なんの木~?」『片桐いつき~!』も『開国して~!』も『即位して~!』もできたし、あとすごいのは全員ちゃんと踊り方が違うの。かなちゃんは体幹が強そうでさすがスポーツ少年だなって感じだし風間圭吾くんのダンスが重心低くてめちゃくちゃ好みなんですよね……。あとファンサまでしていることに大興奮だった。チヅがね…他メンバーの挨拶中にね…客席に手ぇ振ってファンサを……(リアル~~!!)。
ドリフェス!に触れていると、こんなにも純度の高いアイドルとファンの世界って他にあるだろうか、と思えてしまう。アイドルたちはキラキラな笑顔でそこにいてくれるし、わたしたちはどこまでも純粋でシンプルにアイドルたちにエールを送るファン。めちゃめちゃ愛に溢れてあったかい空間だ。だいすきだなぁ、仲間に入れてもらえてとっても嬉しかった。ありがとうね、7人とも。ただただ今は、ドリフェス!の今後とキャストのみんな、ドリフェス!のファンたちに幸あれと願うしかないです。

地球防衛軍 苦情処理係 @紀伊國屋サザンシアター

これはですね~あの、完全にわたしのスケジューリングミスなんですけどしぬほど疲れてる時に観てしまったので何だかぼんやりした感想しか無いのですが、「正義とは何か」「誰でも主張を振りかざせてしまう時代」といった主題と問題提起、ある組織の苦情処理係というニッチな場所に視点を置いているところ、他にも怪獣との戦闘シーンの演出とか、社会的な話題を扱いつつカラッと笑える箇所もあって面白いな~と思った。遠藤くん(よしたかさん)めちゃくちゃ良いキャラだったし優馬と踊ってるところも見られてお得感。
ただ個人的にはわりと本筋が恋愛に左右されてしまっていたのがアレッそういう感じなのね!?と戸惑ってしまったというか…。単純にひなこちゃん(駒井蓮さん)のキャラクターが好きなタイプじゃなかった(まあ、宇宙人だもんね!)(いやでも駒井ちゃんのお芝居はすごい良くて、力のある女優さんだな~と思った)のもあり、ちょっと恋愛要素のカロリーが高くてずっしり来てしまったな~。自分が疲れてたからかもですが。もしひなこちゃんのことが無かったとしたら、深町くん(優馬)は「正義とは」「護りたい人たちを護るには」という問いにどういう答えを出したんだろうか、みたいなことを後から思った。

Winter Paradise~ふゆパラ~ 宇宙Six公演 @東京グローブ座

こんなに待ち望んだ単独コンサート、局も一般もダメで、こういう時頼れる人脈も無いからマジで絶望していたんですが、諦め悪く「探してます」の意思表示だけしておいたらありがたすぎるご縁でお声がけ頂いて1公演だけ入れました……。間違いなく今年イチハッピーな現場(予定)!別記事で超ざっくり記録しました。
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劇団朱雀 復活公演 @紀伊國屋サザンシアター

うちゅパラが今年イチハッピーな現場(予定)なら、今年イチわたしを狂わせた現場(予定)。早乙女太一が座長をつとめる大衆演劇の劇団朱雀、5年ぶりの復活公演です。色んな評判から絶対に何回も見たくなるという確信があったのでわたしにしては沢山チケット取ってたんだけど、本当に麻薬のように楽しくて中毒状態……。こんなにわくわくしてあ~~劇場に行きたい!!!って発作起こすの初めてかもしんない。早乙女兄弟が、というか座組みんな最高でしかないし、絶対にジャニオタも好きなやつだよ。これに関しては多分12月の私的千穐楽を終えたら別記事でまとめたい所存。

*1:わだまさなり。その話は追々…書き残すかもしれない

*2:いしはらそうまくんが事務所のサイトから音もなく消えました…。噂は耳に入っていたしこういうサイレント人事もジャニーズJr.では慣れてるとこある、バンドマンでも失踪からの脱退とか経験してるけどやっぱり気づいた瞬間背筋凍ったな…

My name is Thunderbirds

Winter Paradise 2019 ~ふゆパラ~ 宇宙Six公演の話をします。


本当に、本当に、待ってたよ。ただただホッとして楽しくてときめいていた。
この1年は激動でしかなくて、メンバーが4人になり、全員が外部舞台で主演し、今回の公演もそれぞれの舞台の合間をぬって深夜に集まってリハして、こっちもアイドルのファンしてるの忘れそうになるぐらい演劇漬け。そんな中で作り上げてきたのがこれって、正直驚いた。忙しいのは分かってるから、全然、もっと身体が覚えてる曲中心にセトリ組むことだってできたと思うし、おたくだってきっとそれを受け入れたと思うんですよ。でも全然全く1ミリも「しょうがないよね、」なんて思わせる余地のない構成だったし、もっと上へ、もっと新しいものを、さらに加速して(新曲のあれ)、っていう気迫がぎゅうぎゅうに詰まっていた。いや~だってこのひとたちのセクサマが見られるなんてちょっと前まで想像してなかったよ、わたしは(そこなの?)。

と、いうように胸がいっぱいで色々記憶が飛んでいるので詳細なレポはできませんが、11/26夜公演直後に吐き出していたツイートに沿ってざっくりいくつかのポイントに絞って書き残しておきたいと思います。

1曲目のサンダーバードが天才


何だろう、キーの高さなのか声質なのか、宇宙が歌うV6の曲が前からすごく好きで。今回初っぱなにこれまで1度もやってこなかった曲(しかも最近の曲でもない)を持ってくるのがまずずるいし、今の宇宙と歌詞のリンクとかがぶわあ…っと来て泣きそうになってしまった。最高にハマってて格好良かったよ…。

UNIVERSE殺陣バージョン

「8/8とは違う形で」、というのが、ほんとにファンへの慈愛がすごすぎてどこまでも優しいひとたちだよねえ。刀で戦いながら踊るの、ちゃんと格好良いんだけどどことなく「失われることのないジャニーズ感」みたいなものもあって、そのバランスも好きだったな。きっともうわたしたち大丈夫だから、また頭ぐるぐる回して踊ってるUNIVERSEも見せてね。
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ソロでメンバーがバックに


わたし、ソロ曲で他メンバーがバックダンサーをする演出、っていうのがものすごく好きなんですよ。やっぱりバックで仕事に徹してる姿、良いじゃん。自分達の仕事でスケジュールいっぱいなのもめちゃくちゃ喜ばしいけど、バック仕事が無かったら無かったでさみしいな、とか丁度最近考えてて、心を読まれたのかと思った*1

MC備忘録




新曲「Make My Day」

事務所から正式に貰った曲って初めてなんじゃないの?嬉しかったな~これ。明るくて楽しくて振り付けもキャッチーで(塚田さんありがとう)。曲全部聞けたの2回だけだから細かいとこ覚えてないけど、コール&レスポンスの入るよしたかさんのパート、「キミに夢中!」「さらに加速!」って歌詞がすんごい好きなの。「さらに加速」がよしたかさんにあてられる歌割り、最高じゃない?
j-island.net

フォロミで記憶を奪われる


いやもう、どエロくて最高だったはずなんですよ、見ててひぃ……ってなったもん。でも具体的なことが全然思い出せないし言語化できなくて困る。困ってます…。

Yes? No?は特別


They武道時代から披露してきた嵐のYes? No?。今回めちゃくちゃ新しい曲やってるし、オリジナル曲も色んな方面のご厚意で増えてきて、だんだんやらなくなるかもな、でもそれもまた嬉しいことだな、と思うんですよ。それでもアンコールに組み込んでくる、その意図は実際には分からないけど、やっぱり大事にしたい曲だよねえ、と。今まで嵐の曲を踊り続けてきた年月がちゃんとこのひとたちの基礎になっていることの表れのように思えて、なんだか嬉しかったの。だいすきな曲だなあ。

よしたかさんのこと

個人的には原担になって初めての「アイドルの原嘉孝」を見る機会。降りたきっかけになったのはお芝居だったわけですが、めちゃくちゃ格好良くてキラキラしたアイドルだったよ。堂々とステージに立ってる姿が、宇宙Sixを曲がりなりにも眺めてきた者として何よりも嬉しかった。アイドルでいてくれてありがとう。宇宙Sixでいてくれてありがとう。

ソロは若干のどよめきを生んでいましたけど…笑 こういうことなのかな、と解釈してる。



最後に。
本当に本当にありがたいご縁でたまたま行かせてもらえたけど、手元にチケットなくて配信もどうやら無さそうで、という状況で過ごしてた期間、他のファンが楽しそうにふゆパラの話してるの見てふとした瞬間に悲しくなってたし、少数なのかもしれないけど結局入れなかった方のことも知ってるし。なにより「宇宙Sixちょっと気になるな~!」ぐらいの人にも見て貰えるようにせめて生配信が…欲しかったな……。せっかく方々で舞台出て今までにない層に名前知ってもらってるのにもったいない。不真面目ファンのこのわたしですらアイランドに要望送ったのに…!!今度は!ぜったいやってくれよ!頼んだぞ!!!!!!(大声)

*1:と言ってたら嵐のツアーに復帰していたみたい、タイミング合わず見られなくて残念だな…

2019.10 観劇記録

10月の観劇記録です。何だかんだ週1くらいのペースで観てるんですね…宇宙Sixの舞台ラッシュもそろそろ後半戦でしょうか(って言ってまた年明けの予定じゃんじゃん追加されたりすんのか!?)

※まだ幕が下りていない作品の感想も含んでいます、ネタバレしたくない方は読まないでくださいね

 

最貧前線 @世田谷パブリックシアター

風間さんが舞台に出るときいて反射的にチケットを取っていました。とはいえわたしジブリが全然刺さらないタイプの人間なので*1宮崎駿作品、合わないのでは…?大丈夫かな……と思ってましたが杞憂だった。太平洋戦争末期のとある船の話、という題材が題材なのでシリアスめだけどイヤな人とかも出てこないし、ストレスなく観られるシンプルに良いお話でした。後味もさわやかで良い。

でね、風間さんが、すっっごい好きな風間さんだったんですよ…大塚少尉、堅物な軍人だから「生きて帰る」ことへの諦めが染み付いてて、そうすることで使命のために強く立っていようとしてるんですよね。でも漁師組の海の知識に助けられたり「生」に貪欲な姿勢に触れてやわらかく融けていくの。それがまあとんでもなく良かった…。あとなにより声がいい。最近はテレビのお仕事が多いけどたまにはこうしてナマの舞台も出てほしいなあ。

あと世田谷パブリックシアター観やすくて好きだ。

 

どれミゼラブル! @博品館劇場

松本幸大初の単独主演作品。そしてゆっくんこと早乙女友貴くん出演。別の界隈にいると思っていた推しと推しがあっさり共演してしまった…しかも殺陣までしちゃうなんて…世界はすべて繋がっているんだな……。

全体としてハートフルで優しくて良い話だったな~!という感想なんだけど、わたしあんまりこの作品の笑いのツボが分からなかったんですよね…室くん関連のネタをよく知らなかったのも大きいかもだけどそれを差し引いても特に序盤はピンとこなくて……あ、スターウォーズは面白かった。

でね~幸大くん上手かったなと思う、純朴な好青年で掴みやすいキャラではあったのかもだけど幸大くんが出てくることで物語上だけでなく舞台上の空気もまとまりが出る印象だった。たくさんライダーネタできてよかったねえ。ダンスまで見られて満足でした、楽しそうでなにより。あとはやっぱり顔がいいな…。スペシャルカテコの全力自慢で「顔よく褒められるんですよね」って言ったサイコーな幸大くんのこと、一生忘れたくない…。

ゆっくんさんはねぇ、なんか現代ものだと違和感が出てきちゃうのかよく分かんないんですけど「セリフを喋ってます」感がちょっと強かったな…前観た時はそんな気にならなかったのに笑 (でもわりと全体的に皆さん相手の台詞を待つ間が見えちゃう感じだったので単にまだ呼吸が合ってなかったのかもしれない、幕開けてそこそこ序盤だったし。)鶴若さんリアコ量産キャラでめちゃめちゃおいしい役だったのと、殺陣が思ったより沢山やってくれてて満足感あったな…。斬った後の振り返る動作がめちゃめちゃ速いんだよな~。敵に背を向けないの。たいちさんは舞うように美しく刀を振り回す(?)けど、ゆっくんは実戦で強そう(??)*2。朱雀が楽しみ。

 

The Foreigner ~ザ・フォーリナー~  @三越劇場

江田剛初の単独主演作品。これで全員単独主演張ったねえ。めでたい!

江田さん1ヶ月前よりめちゃめちゃ良くなっていた。役柄もBLANK!とだいぶ違うから相性もあるのかもしれないですが…でもどう考えてもBLANKの本番やりつつこれの稽古してあのヤバい台詞(架空の言語での語り)こなしたの凄すぎる。

とにかくチャーリー(江田さん)すんごいかわいくて、ベティ(武藤さん)の「カワイイィィィ」って台詞とこちらの心が完全にシンクロしていた。チャーリーが自分の殻を破って架空の言語の物語を話すとこ、表情と身体をめいっぱい使って駆け回ってて、同時に江田さんの内に秘めてるものも開放されてたんじゃないだろうか、などと思って観ていました。それとフロギー(徳山さん)がどちゃくそ格好よかったですね。お衣装も非常に似合っていてイケメン軍人さんだった…。上手いなと思ったのはキャサリン(小島さん)。高田くんは観たのアンダースタディ以来だったんですがすごくフラットな芝居するな~って当時の印象のまんまで安定感あった。おいしい役どころだからもうちょい主張してっても良いんでない!?

 

相対的浮世絵 @本多劇場

め~~~ちゃくちゃ好きだった!ありがちといえばありがちでそんなに突飛なことしてる訳じゃないんだけど、その分刺さる人が多そう。シンプルにじんわり沁みる良さ。

多分本筋としては残された者たちが救済される話、なんだと思うんだけど、こうして「生きている者」と「過去に死んだ者」が出てきたら後者に入れ込むのがわたしの性だな。いやなんかそういうキャスティングしてるんだから当たり前なんだけど、りょちゃんと玉置さんがこっち側なのが本当に、しみじみ分かる……という感じだった。すでにこの世を去った存在だから自分たちの死んだ火事の話題に対してもすごくカラッとしてるんだけど(そういうふうに振る舞っている、という部分も多分あるんだけど)、話が深まっていくうちにだんだん人間の生きた感情が滲んでくるの…。

りょちゃんの達朗ほんとに可愛い弟で光の存在なんだけど、その純粋さが儚さも醸し出していて、わかる、この人なぜかそういう属性背負わせたくなるよね…。本人ははじめての会話劇でだいぶ苦戦したようだけど諸先輩方がたくさん見守って下さったみたいで愛だな……。

あと一番好きだったの玉置さん。いやもうこの人ほんと凄かった。うまく言えないけど身体まるごと「そういう存在」なんですよ。観ていてこのひとのお芝居"身体"がキーワードなんかな、みたいなことを思って、後から色んな記事を斜め読みしたら身体能力の高さを活かしたお芝居が多い方らしく、納得。しぬほどタイプの役者さんだと思ったしたまたま目の前で涙流してるところを観てしまって鳥肌ものだったな…。柿喰う客、ちょっと前からたぶん好きだろうなと思って気になってたので機会があったら玉置さん観に行きたい。

 

*1:千と千尋~』序盤のお父さんが軽くトラウマ

*2:それはそうと、ベスステの兄弟対談で殺陣にしても何にしても僕はこの人(たいちさん)を見て育ってるので~みたいなこと言ってたのあまりに尊くてウッとなった

最近観た舞台の記録(2019.8~9)

このごろ観る舞台の本数が増えて、脳内で感想を管理できなくなってきました。せっかく感じたことを忘れたくないし、自分でも読み返せるようにしておきたい…!と思い立ったので、いつまで続くか分かりませんが簡単に観劇の記録をしていきます。

今回は最近(8~9月)観た舞台の感想をまとめて書いてしまいます。

ここではモヤっとしたことなども正直に書き残す、と決めたのでそういう記事です。わたしは「面白かった」も「つまんなかった」もいっぱい読みたい人間だから、自分でも書くよ!

 

8月

THE BANK ROBERRY! ~ダイヤモンド強奪大作戦~ @新国立劇場 中劇場

記念すべき原嘉孝初の単独主演作品。だいぶカロリーの高いゴリゴリのコメディーだったんで、コンパクトめに約2時間でまとめられていたのが丁度よかったなー。個人的には観ていて若干だれてしまった箇所もあったはあったんですけど(斜め45度のくだりとか死ぬほど面白かったけどちょっと長く感じた)、とにかくずっと腹抱えて笑ってて大変でしたね…。

よしたかさんの役どころ(サム)はちょっと気弱なところのあるスリの名人。掴みにくそうなキャラだなと思ったけどかなりいい塩梅で演じていて、やっぱ上手いなぁ~すげえや、と思って観ていました。途中からマジでずっとタンクトップなの最高に面白かったな…一番かっこいい見せ場(笑)もタンクトップ野郎だったもんな…。あそこ、歌まで用意してもらってて愛を感じました。あとのべつでも思ったけどよしたかさんは長物の扱いが上手い。

それとれかたん(桜井玲香さん)が思ってた100倍ぐらいよくて、あの可憐な女の子がくるくる表情変えて男たちを振り回してくの凄いハマり役…いいコメディエンヌっぷりだった…。カプリス、あれでサムの医者で弁護士で牧師っていうめちゃくちゃな肩書きを信じ込んでカモにしようとしてるのかわいいよね。

あとカテコ後、主演のよしたかさんが最後まで残って他の皆さんが先に捌けるんだけど、その時よしたかさん、後ろかられかたんの背に手を添えてたんですよ…おのれ嘉孝……あの瞬間を目撃したわたし、萌え過ぎて最早怒りが沸いてきたもん。これは後世まで語り継いでいきたい。

 

けむりの軍団 @赤坂ACTシアター

あんまりこのブログに書いてなかった気がしますがあずみ早乙女友貴くんの殺陣に惚れて以来、時折早乙女兄弟沼のはしっこで水遊びをしてます*1。という訳で太一さん目当てでした。

新感線作品の圧みたいなものとスピード感、そしてイケオジコンビのギミックの効いた人情時代劇、という主題はめちゃくちゃ好きで、総じて楽しかったんです…しかし終盤の怒濤の字幕はちょっと拍子抜けだったな…。

あとよくよく考えてみると莉左衛門(たいちさん)が闇堕ちしなきゃいけなかったことの物語上の正当性が無くないか??というのが消化不良で…。出生の秘密が仄めかされていて(そのへんの伏線もはっきりとは回収されないままだったような…)、そりゃあいずれは目良家を追われる運命だったかもしれないけど、やっぱりあのタイミングであんなことになるのは主人公コンビの策略に巻き込まれた、というとばっちりでしかないように思えてな…それじゃあただただ 「可哀想」なキャラになってしまうじゃん……しかもそうさせたのが"主人公"たちである、というところがな~、ちょっとモヤっとしてしまってわたしはあんまり気持ちよくなかった……。わたしが理解できなかっただけなんだろうか……。

あ、1番の萌えポイントは紗々姫さまの腕を掴んだまま戦う莉左衛門さんでした。

 

9月

Little Women -若草物語- @シアタークリエ

わたしこういう正統派なミュージカルってものによって苦手っぽいことが最近分かってきたんですが、元々若草物語が好きだからか終始楽しく観られました。歌パートがコンパクトだったのもあるかな(ダメなときは大体歌の途中で飽きちゃうので……)。ただ仕方ないけどだいぶ話が圧縮されてる感があって、ベスのしょうこう熱のくだり(辛くて切ないけどベスの心優しさといじらしさが良いんですよね…)がごっそり無くなってたりとか、ローリーの心変わりがちょっと唐突に思えたりしたのは若干残念だったかも。

とはいえ四姉妹がそれぞれにイメージそのまんまで最高だった…四姉妹…生きてる…って感じだったし、はやしくんのローリーも観ててクスッとしちゃうお茶目な少年(~青年)で良かった。

感想を漁ってて、今回結構ミュージカル界隈のおたくにはやしくんが見つかっているようでよっしゃあやったな、と思ってた。とにかくはやしくん、これまでの比じゃなかったので……。こんなに安心して観られたのは初めてだったし歌い出した瞬間すげえ…wと半笑いになっちゃったもん。個人的な感情としてはやしくんには売れてもらわないと困る(笑)から嬉しかったし、なんか遠いとこに行ってしまうな…と謎の感傷もあり。シスアク観られるか分かんないけど、どんどん繋がってくといいな…。

 

新宿のありふれた夜 @シアターΧ

これを観て原担になる覚悟を決めました。それぐらいよしたかさんの芝居が良かった…。いや~めちゃめちゃ上手いわ……。登場シーンとしてはかなり少ないからこれは原嘉孝主演と謳う必要はなかったのでは?と思ったけど間違いなく存在感はあって、出てきた瞬間フッと空気が変わるの、かなりゾクゾクした。格好良かったんですよ健ちゃん…。信頼できるな……。

全体として話は難しめの部類だけどそこそこ説明してくれたので置いてかれっ放しになることもない、という印象。けどわたしはえっ結局克彦さんはどうなっちゃったわけ??という疑問が残ってしまったので(わたしが頭悪いだけかもしれない)、原作読んだら分かるのかな…*2。座長と少年のアングラなパートはたぶん「わからない」も正解なんだろうと思うのでふわふわした余韻を味わっておきました。あとは恐らく意図された不快感、みたいなものも随所にあったので観る側にストレスがかかることはかかる。わたしは特に怒鳴る男とべろべろに酔って人の話を聞かない人間が嫌いなのでそこはしんどかったな…笑

とにかくリン役の森高愛ちゃんがめっちゃ可愛かったのと、劇場に緊張感が満ちて客席もそれに飲まれてく感じがこの規模の劇場ならではだなーと思った。

 

THE BLANK!~近松門左衛門 空白の10年~ @よみうり大手町ホール

提示されてた題材とビジュアルが好きな感じで期待値を上げすぎちゃったのか、どういう作品として観るのが正解だったんだろう…というモヤモヤした感想が残ってしまった。というのは、まず1つには歴史番組の再現ドラマ的な"ドキュメンタリー"だったこと。あっこれって構成として物語じゃないっぽい!?というのを察知してとっさに頭を切り替えたんだけど、わたしにはこれを楽しむ感性がなかったみたいだ…。自分でピンポイントに視点を定めて多ステしたら違うのかもとは思った。もう1つはそのドキュメンタリー的な堅さにちょいちょい挟み込まれるシュールさのバランスがなんだかどっち付かずに感じてしまった。演出がわたしに合わなかったのかなあ、脚本なのかなあ…。

文一くんが声もよくて上手かったし江田さんに関してはめちゃキュートな場面も殺陣もありで楽しみが多かった(個人的にたすき掛けにめちゃくちゃ萌えた)だけに、なんか悔しい。江田さんは発声もうひといき…!って感じした。

 

と、夏休み2ヶ月分はこんなものでした。この夏から秋にかけてはゲキシネのおかげで髑髏城の七人にのめり込んだりもしていたのでそれも別に書きたいな……。

 

*1:の割にあんまり現場には行ってなかったのですが…兄弟の殺陣動画を見るのを趣味にしたり、あ、SHIRANAMIは観に行った。最近はプロメアを観て大炎上してるし朱雀は行きます

*2:でも原作のあらすじ読むかぎり大分話が違いそう