2022上半期現場記録

2022年も半分が過ぎようとしています。個人的には4月から社会復帰をしじっくりキャパシティを広げなおしているところで、観たいものを全部観られたというわけではないのですが、適切な時期に上半期をまとめて振り返るブログが上げられそうでよかった!!気力があるって大事!!!


<2月>

BANANA FISH後編 @配信

ほんとは現場で観られるはずだったんだよ!!!!!!!!!!!残念ながら取っていた公演がコロナで中止となり、配信のみで味わうことになりました。でもみずえアッシュの最期を生で見届けてしまった日には座席から立てなくなってた可能性がある。大いに。
前編ほど顕著には感じなかったもののやっぱり「忙しい人のための……」っぷりは健在で、仕方ないんだけど!!わたしは「今幸福なんだ」ってじぶんの身体を抱きしめるみずえアッシュのことをじっくりたっぷり嚙み締めたかったし、アッシュとマックスの疑似親子生活(ぜったいみずえアッシュの"良さ"を発揮してもらう絶好の機会だったのに!!)が観たかったんだ!!!!!!やっぱり忙しいのはよくないから、次は前編後編それぞれ3時間コースにしよう。


ちなみにわたしは中止になった公演の払い戻しをすっかり忘れて諭吉さんを失いました。戒めとして書き残しておきます。気を付けようね!!!!!


<3月>

アクダマドライブ @品川ステラボール

個人的上半期No.1ヒットがこれです。
ほんだれおを殺人鬼にした人誰!?!?!?!?!?!?!?発表時のビジュアルからしてあまりに最高で絶対に行くと決めていたほんだれおのおたく予備軍、見事にキマッて帰ってきた。


エーステの三角もそうだけどこういう振り切れた役、いろんなバリエーションを観てみたくなったな。
あとはほんだれおさんとは幼馴染でおなじみの青木陣くんもいろいろ良かった。やっぱりアクションが見ていて気持ちがいいし、そもそも運び屋さんというキャラが非常にずるいんですよね。主人公より先まで生き残る二番手ポジ、性癖かもしれない。
総評としてはこんな感じ。
ながつ、ジャニーズ時代はそんなに興味無かったんだけど(小声)ああいう愛され小物キャラをきっちりやれるのすごいよな……そんな才能があったとは……。


<4-5月>

endless SHOCK -Eternal- @帝国劇場

クッッッッソ久しぶりの自担のジャニ現場、胸がいっぱいで(ついでに社会復帰して初めての現場だったので気力体力的に不安で)ド緊張で臨みました。なんとまあ、「自担のいるSHOCK」、「自担のソリタリ」、しかも「SHOCKの物語で一番好きなポジション*1にいる自担」、この1回の参加だけで夢が山盛りに叶ってしまって(ピンポイントな夢だな)どうしようかと思ったわ。ジャニオタ卒業も頭にちらつくようになった今になってこんなことがあるなんてなぁ。


ソリタリ、冷徹なコシオカに目移りしまくってたのは内緒だよ SHOCK世界の人格はコシオカとフクダのオタクなので


<6月>

早乙女太一FCイベント INSIDE BACKSTAGE @品川プリンスホテル クラブex

あのね、踊るたいちさんを追うのは朱雀復活からの新規、新規といえども復活公演、岐阜、去年のFCイベと大分同じ曲を見ることも多くて、そろそろ「見たことないやつが見たいよー--!」と思ってたんすよ。めちゃめちゃ叶えてもらっちゃった!!!!新規が見たことないどころか新作だらけ(先人の知恵より)だった!!!!銀の龍の背に乗ってがこれまででダントツぐらいのレベルですきだった……完敗……


去年のイベントでもやんわり匂わせてましたが今年は朱雀公演あるんですかね、ゆっくんさんやあゆちゃんが踊ってるところも見たいです。(今回あゆちゃんと奈々さんがお仕度パートにいらして静かに歓喜していたおたく)

演劇ドラフトグランプリ @配信

非常に良い祭典だったな~~楽しかったし面白かった。あらまきさん来年もぜひやって!!!!


わたしは中屋敷さんの脚本が好きだったので投票もそっちに入れたんですけど、それはそれとしてダンスバトルと勘違いして来ちゃったひとたちが最高だったんですよね。天才衣装!!本田礼生と福澤侑の!!!シンメダンス!!!!!!!!!!!!!!どうせならもっと踊ってくれても良かったよあれ。芝居も良かったですけど。ふくざわくんに関しては役どころも非常に癖のあるたまんねえやつだったので色んな意味でえぐさがありました。ハマらないように気をつけようと決意した。わたし、もうほんだれおのおたく予備軍やってるだけで精一杯なんだ……
あとわたし各演出家の演劇そんなに見てるわけじゃないですけど、全部「あ~何となくわかる」となるの凄かった。松崎さん以外の癖がつよつよだったせいかもしれないが笑

*1:コウイチに真剣を渡してしまうことになるあれ

【またまた超今さら】2021年現場記録と総括

もうとっくのとうに2022年だぞ!!!!!!!!!!!!!なんなら上半期終わるよ!!?!!!!?!!超今さらですが2021年のまとめです。


<2-3月>
koguuu8.hatenadiary.jp


<4-6月>
koguuu8.hatenadiary.jp


<7月>

hedge 1-2-3 @あうるすぽっと

ブログ更新が滞っていた最大の要因。今でもまともに感想が言えないある種のトラウマ作品(悪い意味じゃないよ!すごい好きだったんだよ!!!!)。感想が書けないけどこういうのが観劇体験の本質なのかもしれない、という感想文がこちら。
koguuu8.hatenadiary.jp


<8月>

老後の資金が足りません @ 新橋演舞場

シンプルに興味深く面白い話でした。よしたかさんも史上最高に好青年な役だったし、このへんから「原嘉孝、語りが上手い」論を擦るようになった。hedgeの時も思った(と当時わたしが言っていた)んだけど、役は役のまま、でも客に向けて語るのが特にこの時驚くほどナチュラルに上手かった。
あとは何より「性格にもお化粧したいの」という台詞がずっと心に残っている。友達と一緒にいる時の自分を好きでいられているか。好きでいるためにお化粧したっていい。


<9月>

和田雅成バースデーイベント・10周年記念イベント

これらはまとめての感想になるけど、あたしゃこういうイベント向いてないのかも、ということが分かったのが収穫です。笑 節目を現地で直接祝うことができる、というのは有り難く幸せなことではあるのだけど、推しとの触れ合いに元々あまり興味のないわたしはその事実だけでは満足できず、じゃあどうだったら満足できるかってイベント内容が面白いかどうかな訳で。ああいうちょっと畏まった場でのトークやゲーム、わたしがあらゆるわだくんの中で一番面白いと思っている和田"対あらまき"雅成をもってしても勝利できなかったな。(何に?) 強欲なので。
今後こういうイベントの座席は積極的に他のおたくたちに譲ることを検討していきたい……。


<10月>

狐晴明九尾狩 @ 赤坂ACTシアター

ゆっくんさんが毎日のようにモフモフ言ってた狐晴明。いつもの新感線の気持ちよさもありつつ、冷たい切なさも漂う話でしたね。楽しかった。後から筋書きを振り返ると、晴明は利風の正体(パイ)を見破ってからも頑なに「利風」って呼ぶんだよね。こっちが恥ずかしくなるぐらいキザででもオタクとしての魂にどうしようもなく訴求してくる、この2人の関係性がめちゃくちゃかずき先生。

2つの「ヒ」キゲキ @配信

現地ではないもののわだくんのストプレ舞台(2.5でない、という方の意)を初めてまともに観ました。特に2幕の"テクタイト"が好きだったんだけど同時に脚本家としての水野美紀さんどういう思考回路してんの??? となる、あれは。多重人格の俳優・タクトの中に生きている幼い少年ととある少女の出会い、同じ苗字で繋がり舞台を観劇しに来たたくさんの小田島さん達、そして舞台上の物語が絡み合って、最後に収束していったときのああそういうことだったのか、という絶望に似たアハ体験がすごい気持ちよくて、いや気持ちいいけど狂ってるよ……。
ちなみにわだくんの芝居が好きなのかどうか分からない問題の考察が進み、なんとなく自分の中で納得できました。もうこれに関しては割り切ることにしている。観たいと思ったものは観る。思わなかったものは観ない。

<11月>

LIVE TOUR V6 groove @幕張メッセ イベントホール(10/31), 配信(11/1)

最高に美しい幕引き、ボロボロ泣いた。高校生のときに出会ってからずっと、わたしにとっては宇宙一かっこいい大人たちだったんですね、V6というのは。最後の最後までそうだった。ステージ上の姿といっしょに、MCでの「楽しかったね」「楽しかったよ」っていうやり取りとか、「笑っていてね」という終演後のメッセージとか、覚えていたいなと思う。
終わりの日の直前、立て続けに出演してた音楽番組でも、最後のツアーのステージでも、なんだか森田さんがすごく丁寧に、噛み締めるように踊ってる気がして、ああ本当に辞めちゃうんだな、辞めていいの??って苦しくなったりもしましたが。最後に生で観たパフォーマンスが本当に至高でもうこれ以上のものを観ることなんて無いんじゃないか、という不思議な満たされた気持ちもあったな。ジャニーズでなくなった、踊らなくなった森田さんのことを自分の中のどこに位置付けるかはまだ決まってないです。森田剛のお芝居もしぬほど好きだけど、すっごい観たい布陣の作品とかが出るまではなんか観ないかもな。


<12月>

タクフェス 『天国』 @ サンシャイン劇場

十分に面白くて、つまんないなとは一瞬も思わなかったんだけど、頭のどっかでずっと「このくだり長くね?」と思ってるという、趣味が合うんだか合わないんだかよく分からない舞台だった。すまねえ。東日本大震災で被災した劇場をモデルに、「何気ない日常の素晴らしさ」を描く作品のはずなんだが、どうにも震災の描写の衝撃の方が強く印象に残ってしまって後味もずーんとしていて勿体なく感じたな。何かほんとに落ち込んじゃったからアンケートに書いた。


それはそれとして、登場人物が皆気持ちのいい人たちなのは良かった。あっでも酒飲んで人の話聞かなくなるとこだけは嫌だなーー。(これは個人的な地雷)

あいつが上手で下手が僕で @ かつしかシンフォニーヒルモーツァルトホール

祭りだったなーー。何も考えずに観られるエンタメ現場だった。ストーリー面の話をすれば、各コンビの間のわだかまりやその解決が既にドラマで描かれているので、舞台で多少のすれ違いがあれど各々「僕(俺)の相方はあいつ」というのが確立してて揺るがないのが観ていて楽だった。笑
パチファンのネタ披露パートはそれぞれすごい楽しそうにしてて良かったな。エクソダスなんて半分ぐらいただのわだとあらまきだったもんな。(わたしが入った回が特にそうだった) あと梅津くんはやっぱりただ者ではないなと思った。どんな場面でも絶えず様子が変。

THE CONVOY SHOW vol.41『コンボ・イ・ランド』@こくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロ

踊るほんだれおが観られるときいて。好きだったーーーーー!!!だってプレゾンのおたくだもん!!!!!!幕開けからB'zがかかってスーツに身を包んだ男たちが群舞するってだけですきだもん!!!!!!!!!!!!!!
これまでのコンボイショウを知らずに観ていたのでストーリー面のエモはそんなに受け取れていなかったんだけど、ちょっとシュールなパートもありつつほっこりできたりと、いいもん観たなーといういい気分で帰路に着ける作品だった。そしてれおぴが動いてるだけで好きで本当に困った。(陥落)

早乙女太一FCイベント @クラブex

朱雀復活からの新規、はじめてのFCイベント。



(終演後事前予告なしのチェキ撮影会が催され動揺するわたし)(この後ちゃんと人生初のチェキ会乗り越えました)
創くんの「開演です!」から始まり、ずっと出ずっぱり踊りっぱなしでサービス精神がすごい。緩急がギュギュっと詰まったたいちさんの踊りは脳に良いんだよ(?)


<2021年のできごと総括>

ジャニオタを名乗っていいのか分からない問題

自担よしたかさんのJr.卒業(つまり俳優業に専念することがほぼ確定)、江田さんの退所、V6解散&森田さんの退所等、ジャニオタとしてのわたしにとっては今年もまた大きな出来事が起こり、いよいよジャニーズに対する気持ちが薄れていきそうな雰囲気になってきてしまいました。事実として一番でかかったのはやっぱり森田さんの退所なんだけど、感情として江田さんが退所したことも割とずーんと来ていて。わたしの中の、かつて必死に双眼鏡でThey武道のことを追いかけ、毎日のようにプレゾンのことを考えてた、そういうオタク人格がもうほんとにジャニーズの客ではなくなってしまったっぽい、という事実に打ちひしがれたりしていました。
まあでもカウコンで「One Love」はセクシー曲じゃねえだろ!とツッコミながらそこそこ楽しめたのでまだギリギリジャニオタ。
(その矢先、自担久々のジャニ現場が舞い込んでくるのであった)

本田礼生との邂逅

刀ステ天伝の一期一振の芝居にかなり痺れてしまったところから始まり、ダンス・殺陣・アクションがすきなおたくとしても見ていて楽しい最高な出会いでした。決定的にハマったのはこのニコ生を観てからだと思う。


(自分のことなのに人が沼にハマっていくさまってやっぱりおもろいな)

そしてエーステを観ても感心するわたし しかしエーステそのものとはそこまで気が合わないので付き合い方に悩んでいるんだよな

多分頭の回転の速いひとだと思うんだけど、クルクルっと軽い小回りがずっと持続してる感じで心地いいです。わたしこういう頭の中してる人大好物なんだよな。すごい自分で納得している。
断じてまだ本田礼生のおたく"予備軍"だと言い張っていきますが。

【超今さら】舞台『hedge 1-2-3』のはなし: "己の人生における観劇体験"としてのhedge (2021.7 観劇記録)

片桐「正直に言うと思いますか?」
茂木「言うだろうね。」
片桐「・・・ぼくもそう思います。」

本作の中で一番印象的だったやり取りである。「insider」にて、舞台となる企業・マチュリティー内部者のインサイダー取引疑惑が浮上した場面。たとえ道を踏み外したとしても、仲間の心のどこかには仕事への、金融の人間としての誇りが残っているはずだと、彼らは確信していた。『hedge 1-2-3』は、そういう人たちの物語だった。


……それが原因で、ここまで半年も感想が書けませんでした!!!!!!(爆笑)
という話をします。寧ろそれだけです。


まず大前提として、”原嘉孝担演劇おたく”としての感想は「こういうの大好き!!!!!!!!よしたかのこと呼んでくださってありがとうございます!!!!!!!!!!!!!!!」でしかなかった。まじで何も不満がなかったの。小さめのハコで人間らしい声や感情をたくさん浴びられて、なにしろ吉田栄作がかっこいいし。吉田栄作がかっこいいし!!(重要なことなので)


ところが3部作すべての観劇を終え腰を据えてストーリー面の感想を言語化しようとするとびっくりするぐらい頭が真っ白。もう全然まともな感想が浮かんでこなかったのである。何故なのかを詳しく書こうとするとまじで舞台と関係ない話ばかりになってしまうので、とりあえず当時のツイートをぺたり。(時系列は少し入れ替えています)

演劇の中身の話をしたいのにいつの間にか人生についてぐるぐる考えていて、今思えばこの、”己の人生における観劇体験として”作品と向き合う、というのがわたし、実質初めてだったんじゃないだろうか。誰かのおたくとしての私は、舞台を娯楽としてエンタメとして消費することしかしてこなかった。お祭りも地獄も優しさも悲しみもぜんぶエンタメとして、感情のエクササイズだと思って楽しんできた。とはいえ、じゃあその楽しみ方は悪いことなのか?といえばわたしは一切そうは思っていないしこれからも基本は同じ姿勢だと思う。この場合だって人生に何らかの影響を受けていることは確かなのだし。
しかし演劇というものを好ましく思っている人間の端くれとして、このことに結構頭をガツンとやられた気分で、なんというか、自分の感性にちょっと革命が起きたみたいなところがあるんですね。勿論頭ではそういう作品の受け取り方があることは分かっていたんだけど、自担の舞台観に行ってわが身を振り返ってこんなしんどい気分になることあんの???って。それを引きずっていたらこんなに時間が経っていましたとさ。
現状自分のリアルの生活は色々前向きに動き出しているのですが、今のところツイート内で挙げていたようなテーマに考えを巡らせて自分の中に落とし込むことはできそうにないです。できないので、できないということを記録しておこうと思います。わたしにとっては他の作品とは違った意味合いで、折にふれて思い返す作品となることでしょう。

2021.4-6 現場記録

また宣言が出されたり延長されたり、解除したと思ったら再宣言かも、となかなか状況が安定しないものですね。去年の同時期上演が発表されるも光の速さで延期となった逆転裁判もまた延期。よしたかさんたちの心情を思うとやるせないけどこの件はちょっと面白い気がしてきちゃった。
というわけで、6月までの現場記録です。といっても2作品しか観ていないのですが……。



<4-6月>

舞台刀剣乱舞 无伝 大坂夏の陣-夕紅の士- @ IHIステージアラウンド東京

天伝から半年にわたる戦いが!終わったね!!!!お疲れさまでした!!!!


まず最初の感想はこれで、浴びた時の気持ちよさでいったら天伝のほうが上だったんだけど、刀ステにおける最大の問題を抱える三日月、また黒幕(?)らしき人物が登場することもあり、无伝はシリーズ全体の根幹にも大きく関わる話となるのでしょう。じわじわと心を侵食してくるしんどさがあったな……。陽伝ってどうなるの……。

それから天伝と无伝の関係の話でいうとこのあたりの演出に心臓をえぐられてしまった。
天伝で秀頼さまと出会った一期と鯰尾があの場で最期を共にするの辛かったよな……。

  • 怒涛の映像演出

これは初日からTLのおたくたちが演出とケンカしてて、何事かと思ったら序盤で映像をガンガン使っておられ、確かにこれはダサ…げふんげふん。特に薬研さんのところは笑いが止まらなくなってしまったな、インパクトがすごすぎて。
楽配信にて薬研さんのお気持ちを慮るわたし


ただわたし、1幕のこれはまだ許せた。ステアラでできることの範囲が色々分かってきて試したかったんだろうななどと想像もした。でも2幕の秀頼様の最期のシーンですよ問題は、あの首が落ちる映像必要だった!?これだけはすごい根に持っている。

同じなようで根本的に相容れない存在である刀剣男士と真田十勇士。この2部隊が対峙する画がとても強くて、これは!ステアラでやるに相応しい派手さ!!!!となってアツいポイントだった。ただ人数が多い故、天伝に比べて1人ひとりの掘り下げが少ないような気はして、まあ仕方ないけどなー、ちょっと残念だなーー、と思ったりはしました。

  • 長谷部(和田くん)に関する所感

回る推しが観られたなー、感慨深いです。わだ長谷部の見所といえばなんといっても如水戦ですが、ここも結構変化してましたね。序盤はまだ完全に身体が馴染んでいないながらも「今まで観た中で一番動けているわだくん」だったことにまずかなり感動して、すげえなーやっぱりあれだけダンスやると*1変わるのかな、などと思った。重心が落ちてすっっごく良くなってた。
で、中盤休演期間明け(配信でみた)でおや?となる。多分情緒面の話なんですが、戦闘中口から発する音が長谷部と離れてる気がして。何か色々考えることがあったのかなー、と思ったら終盤、楽も間近に迫った観劇日の長谷部がまた全然違って最適解を叩き出しておりたいへん興奮した。


わだくん、ニコ生で「途中から殺陣中に笑うようになってたらしいけど覚えてない、いつからそうなったかも分かんなかった」という趣旨の話をしていたので、あんまり計算してお芝居するタイプではないんだなあと思ったけど、憑依型っていうわけでもなさそうだよな。まず動きで型をつくって情緒を役にちょっとずつ寄せていく感じ?今のところそんなイメージですね。
長谷部に「強くなれ」といった如水。わだくん本人も話していたのですが、今後長谷部もまた、刀ステ本丸の話の根幹に巻き込まれてゆくことになるのか……。

  • その他気になった人たちの話

すずひろ先生って憑依型のひとなの??そう何かで言われてるの見たことあるけどほんとに???と思っているこのごろ。あの得体の知れない凄みを出せるひと、わたしはまだ他に知らないよ……。どういう思考でお芝居する人なのかがとても気になっている(自分で調べようとはしていない怠惰)。
そんな三日月はちょっと別格として、今回一番お芝居がキマッてる枠だったのが染鶴さん。染様のすごさが身にしみた。じじいらしい余裕のある振る舞い、緊迫した場面でのガス抜き要員としての優秀さ、真剣必殺時の咆哮、全部よかったけど最もわたしが悶えたのはここ。


薬研は最初から最後まで安定してかっこよかったので良い意味であんまり変わらなかったなと思ったんだけど、それでも少しずつ戦闘時の芝居なんかが骨太になって最終的に今作のメロメロ枠に昇進(天伝は清光)。何より如水戦、長谷部のところに来てくれてありがとうね……。

  • なぜか朱雀でみた人がいっぱいいた

追加キャスト・アンサンブル発表時「なんで!?!?!?!?」という気持ちでいっぱいに。(久保田)創くんに関しては最後までなんであそこにあの姿で立ってたのか分かんなかったな。十蔵、すごい良いキャラだったね。鶴丸の日替わり台詞のお相手お疲れさまでした……。色んな現場に首突っ込んでると面白いこともありますね。そしてこれ。



4月のわたし、あんた正解よ……。



<6月>

BANANA FISH 前編 @ 天王洲銀河劇場

主演2人のビジュアルと共に第一報が出たとき、水江(健太)アッシュの美しさに騒然となっていたわたしのTL界隈。この時はまだ「へ~~たしかにきれいねぇ」と完全に他人事だった。水江くんのことは名前はよく聞くし顔も知ってるけどちゃんと見たことなくて、岡宮(来夢)くんに至ってはほぼほぼ知らんかった。うっすら名前は聞いたことがあったが。
で、追加キャスト発表時。えっ、ユウキサオトメが召喚されている!?事件じゃん。しかも主人公の宿敵らしい。得意じゃんそんなの。
運命的なタイミングでDMMブックスのキャンペーンが催されており(なんかあれ大変なことになってたらしいですね)、70%オフという驚異の割引率で原作漫画を全部買って読んだ。全編通してずっとクライマックス級に苦しくて読後しばらく腑抜けになった。はーーそうかーーー、これが、バナナフィッシュ……。そりゃあ数多のおたくが狂うわけだ……。
中盤の公演と千秋楽配信を観ましたが、全編通してかなり忙しく、というのもあの密度の話を2回に分けるとはいえ2時間ちょっとで収めようという結構なチャレンジがなされているので、あまり情趣がなくてちょっと残念ではあった。ただ「あーここ省かれちゃったの惜しいな……」と思っても次の瞬間「まあでもそうなるわな」と納得してしまうので、この時間内に収めるための再構成の仕方としては上手かったんだろうなあと思う。でもここだけすごい悔しかった。なぜかわたしがすごい悔しい。


セットの構造とその使い方なんかもオシャレでうまいな~と思ったな。電車のとことか。

水江アッシュはもうビジュアルの時点で100点満点だったのに、纏う雰囲気も声もほんっっとうにハマってて好きだったな……おじさま達に対する猫撫で声のクオリティに脱帽した。甘くもどこか冷めた温度感でくすぐってくるのが最高。初日を観ていないので何ともだけどあれもちょっとずつ調整してたのかな。それとオーサーとの決闘、相手がゆっくんという点で冗談半分に「勝てるの!?」とか言われてましたがスピード感もあってきれいに洗練されてる印象だったな。あれわたしすごいベタ褒めじゃない!?
というかねー皆それぞれによかったんですよね、(椎名)鯛ちゃんさんのシンも無駄にアクロバットしてて恋だったし、佐奈(宏紀)ユーシスも雰囲気あって一緒に配信を観てた母が大層気に入っていた。笑 なにより英二(岡宮)もナチュラルに善良で純な男子で、水江アッシュにふんわり寄り添っててよかった。あのふたりの空気感すごく柔らかいよな。
ゆっオーサーはとにかく楽しそうだった。ヨカッタネ!!!得意分野なのは分かってたけど死にざまも満点。個人的な最高ポイントはここです。


オーサーは「指」がキーになるキャラなので、度々ゆっくんさんのきれいなおててに焦点があたるのもよかった。
皆言ってるけど欲を言えばアッシュとの写真が欲しかったよ。
ゆっくんさんの現場としてすごく楽しんだけどもう前編で退場なんですよね。現地で観ることにこだわってチケ取りを頑張るかは考えますが後編も観ない訳にはいかなくなってしまったな。水江アッシュの最期を……見届けないと……(血の涙を流しながら)。

*1:昨年のドラマ・舞台『KING OF DANCE』

2021.2-3 現場記録

年が明け、本当は1月に『両国花錦闘士』の大阪公演に行く予定だったのですが色々あって泣く泣く諦め、現場始めは2月となりました(おしゃれりきし、完走おめでとう!)。以下、2月・3月の現場記録です。幕開いたばかりの作品もあるのでネタバレにはご注意ください。


<2月>

舞台刀剣乱舞 天伝 蒼空の兵 -大坂冬の陣- @ IHIステージアラウンド東京

去年に引き続き2.5舞台で現場初めとなるとは……。刀ステは一昨年推しになった和田くんが出ている関係でちまちまDMMの配信を買って観たりしてはいたのですがあんまり履修が追い付いておらず、なんかとりあえず最近の展開がしんどいらしいことだけ知っていた。良くわかんないけどまあいっか!!久しぶりにステアラ行きたいし!!と軽率に現場へ。ステアラってこんなに腰に優しくないシートだったっけ、とか思いつつまず最初の衝撃はリョウマツダ加州清光がしぬほどかっこいい。まじでかっこいい。加州清光としての立ち居振る舞いも殺陣のデザインとそれを表現する松田くん自身の身のこなしも全部よかった。刀ステは「キャラごとの立ち回りの個性」というのが色濃く出ているのが面白いよね。


あとは初期刀組で、刀ステの設定上でもずいぶん前から本丸には居たらしい清光がこのタイミングで表に出てきた、というのもなんかこのさき生きてきたりするんですかね……というようなことを考えていた。ゲームの方でもなにか不穏な動きがあったらしいし……(ゲームはマジで続いてないのでよく知らない)。
それと特筆すべきはやっぱり今回の座長・本田礼生先生だよねーー、身体能力の高さがちょっとした所作に表れていて「一見軽くやってるように見える」のがすごい。腰を痛めた後の公演ではカットされてるみたいですが二幕の傾斜使った個人の立ち回り(千秋楽直前には復活しており配信で観て泣いた。いち兄ーーーーーー!!)が特によかったし、カテコの振りで1ミリもブレずにターンするところも本当にすごい。これはすごいことだぞ!!!わたしもジャニオタダンス厨の端くれだからわかる!!!!!!
ストーリーに関してはまだ全部履修しきっていない私にはあまり語れない領域なのですが、やっぱどこの織田信長も人を狂わせすぎだなって……(別のステアラ作品に想いを馳せながら)。あとつい先日悲伝を観てまんばちゃんの「失う覚悟」に時差で被弾した。つらい。
ステアラという劇場の中毒性もあいまってけっこうなシャブだった。夏の陣でも地獄が待っていることは確かなのでがんばって見届けたいです。刀ステおもしろいなーーーーー。

Retrial:実験室 @ 品川プリンスホテル クラブeX

去年宇宙Sixとして4人で上演予定だったもののコロナ禍で中止となっていた「実験室」が10か月の時を経て世に出ることに。コロナだけでなくこちら側(?)にも色々あった末、諦めず上演を決めてくれた製作陣には感謝しなくてはならないな……。本当に、「この人たちにやってほしかったこと」そのものだったので。一見脈略のない断片的でシュールなコントが次々と畳み掛けてきて、最後にそれがひとつに収束していく。これ、好きなやつ。


ただふせったーに書いたように複雑な気持ちがあったのも確かなので、なおさら次回作に期待したいなという感想。小川くんが良かっただけにね……。この4人のものとして続いてくれたら良いなあ。


<3月>

陽だまりの樹 @ ヒューリックホール東京

ゆっくんさんが2番手とおいしい立ち位置をゲットしていた今作。一応主演はりんねちゃん(菅田琳寧)だったしりんねちゃんはきちんとそれを全うしていたが、実質ゆっくんさんも主役だった。 対照的な2人の男が出会い、互いに影響を受けながら、最後にはやはり同じ道を歩けないことを悟る、というメイン2人を取り巻く構図を抽出して見ると中島かずき脚本と相性が良いに決まっているので、そっちバージョンも観たいな~。題材は有名作品なだけあって面白いので、演出面に色々気になるところがあって唸ってしまったな(例えば、話の締め方がそれどっちかっていうと万ニ郎(ゆっ)が主役のときの演出では!?と感じてしまったこととか、笑いどころとされてるっぽいところがわたしにはあんまり面白くなかったこととか、全体的なテンポ感とか)。 キャスト陣もなー、ジャニ組は健闘してた印象だし将熙くんは良く通る声だしゆっさんは最近観た中で一番安定感あった(相変わらず活舌はアレだけど後半になればなるほど良かった、「刺さる」寄り判定のゆっくんさん)けど、なにしろ観たのが初日だったのもあって間が!!!間!!!!!!!という感じだった。桃さん監修の殺陣は満足感ありありです。

BARNUM @ 東京芸術劇場 プレイハウス

こちらも(よしたかさん的)初日に。流石はミュージカルの素養のないわたしでも知ってるキャスト陣、安定感があった。全員歌が上手い。


朝夏まなとさん、前に観たリトルウィメンも好きだったので……

そんな中よしたかさんも少しだけど1人で歌うパートを貰っており、うぉー、やったなー、という感じだった。本当にいつ稽古したのあなた……。
これ凄く感動したポイントで、ちゃんとすべての挙動が「バーナム仕様」になってるんですよね。実験室の振り幅がすげえよしたかさんを観た後だから余計に。はらよしたかが頭を使って芝居する人であることをわたしたちはもう知ってるので、これは"チューニング"してる、って感じた。知らんけど。笑
あとはバーナム自体の感想からは逸れますが「わたしの脳とミュージカル」問題の答えが出揃いつつあるという話。
カタカナ人名や地名が壊滅的に覚えられないとか、色んな要因をこれまで自分なりに分析してきたんですけど、洋楽にほとんどハマったことのないわたし、曲が頭に残らないんだわ、歌の比重が高いミュージカルにおいてこれは結構でかいんじゃないか、という気付き。
あと本作について「ディズニーみたいな非日常感」がステキポイントなんだろうな、という感想を持ちはしたものの、わたしが観劇に非日常感を求めてるかっていうとそうじゃないんだと思う。そういうのより人間らしく泥臭いのがいいっていうか、もっとデカい感情とデカい感情のぶつかり合いが観てえ!!!ってなっちゃった(向いてない)。
この問題についてはもうちょっと分解したいので、いいかげん帝劇の定番ミュージカルとかにも手を出してみたいな……。エリザベートとかはいけそうな予感がしてるんですよね……。分かんないけど……。

2020年現場記録と総括

2020年もう終わるって本当!?!?!?

社会的にも個人的にもまあ散々な年で、いくつも観たい舞台やライブがパァになったり現場は動いてても自分が動けない状態だったりと、去年のようにコンスタントな記録ができなかったのですが、何だかんだ触れることのできたエンタメの話はちゃんと纏めておきたいな、と思ったのでがんばって思い起こして書いてみます。本来は現場で観たものの記録をするところなのですが今年は特殊も特殊だったので、配信で観たものの話も一緒にざっくりと。(ちなみに過去作品の配信とかもいくつか観たのですがそれについては割愛で)


1月

家庭教師ヒットマンREBORN! the STAGE -vs VARIA partⅡ- @天王洲銀河劇場

現場はじめが2.5って、数年前の自分に言っても信じないだろうな。2019年に増えた推し、和田くんの現場でした。10年前一生懸命リボーンを読み、ボンゴレリングのガチャガチャとか回してた過去のあるわたし。そして当時のわたしは六道骸に狂っていた。推しが!推しを!演じていた!!!!!ここまでがっつり原作を知っている作品を観ることってこれまで殆ど無かったので、脳内で衝突事故とか起きないか心配してたんですがめちゃくちゃ楽しんだ。とにかく原作にかなり忠実で、キャスト陣もすごい良かったんだけど、続き物 *1 なのもあって結構話がブツ切りなんだな……いうことにびっくりした記憶がある。この公演だけで1作品として成立してるかっていうと、あんまりしてない(冒頭でこれまでのおさらいはしてくれてたけど)。まあ長編作品から話を切り出すのって難しいんだろうなあ、と思うなど。

のべつまくなし・改 @東京建物brillia HALL

昨年上演の『のべつまくなし』再演。この間に宇宙Sixは4人になり*2、新しく室龍太くんが加わり、映像に衣装にアクションに変更盛り盛りといった感じで、全体的にだいぶカロリーの高い作品になっていた印象。ぶっちゃけ好みだったのは初演です、一人ひとりのキャラ(当て書き)が色濃く生きていた気がするので。でもみんな成長したポイントが見えたのは良かったし、殺陣が増えてたのもめちゃくちゃ嬉しかったなー。村瀬(文宣)くんと山本さんの最後の戦闘シーンが死ぬほど手数が多くて壮絶で、殺陣フェチは大満足。村瀬くんのこと他でも見てみたいなーーと思いながら今年もまた手を出せず時が過ぎてしまった……。

FORTUNE @東京芸術劇場

なんかこう、森田さんの出る作品大体好きでうわーーー、刺さったなーーーーーと思うし、この作品もどちゃくそ好きなやつだったんだけど(多分本が好きなんだと思う*3 )、どうしてもこれをきちんと語る言葉が見つからなくて困ってた。今も困ってる。どういう話?とか聞かれても説明できないんだもん。苦し紛れに自分の性癖ポイントを書きだしたのがこれ。


なんかこう、「森田剛を使いたいひとたち」とはすごく趣味が合うんだと思う。


2月

endless SHOCK @帝国劇場

毎年ゆるっとジュニア情報局とかふぉ~ゆ~とかの枠でチケ取りチャレンジするものの当選率の低いSHOCK、運よく今年は取れたので行きました。ライバル役が上田くんに変わり、すごく新鮮な味わいがありましたね……。ガラが悪いw
公演中止中のインスタライブとか新しい試みもやっていて面白かったなーー。

おそ松さん on STAGE~SIX Men's SHOW TIME 3~ 応援上映@新宿ピカデリー

和田くんの作品を後追いする中でどう考えても一番面白かったのが松ステで、ちょうど嵌ったタイミングが合わず観られなかった最新作の応援上映をするというのでドンキでキンブレ買って参戦しました。下らないネタをとにかく本気で、しかもわざわざ美形ぞろいの人気俳優とヒロインたちを集め、わざわざ舞台にして上演しているという狂気。台詞の間とかが全員完璧でこれまでで一番わたしに合うコメディかもしれない。
今年座組に悲しい出来事が色々と起こり、コンテンツの存続自体どうなるのかな……という感じだけどもし次回作があるなら飛んでいくぞ。

義経冥界歌 @赤坂ACTシアター

ずっと観たくて東京に戻ってくるのを待ち望んでいた作品。中島かずき×いのうえひでのり、面白くないわけがないんだもん……。「面白い」は前提として、すっごく清々しくて後味も気持ちのいい作品になっていて、その鍵が源九郎(生田斗真)の陽のパワーの質なのかなーと考えていた。塩とんこつって感じかな。



大事なところで誤字 よくある

あと二幕の白髪編み込みゆっくん(牛若・早乙女友貴)が好きすぎてしんどかった。コロナのあれこれがなければもう1回ぐらい観たかったな。

F6 2nd live tour Fantastic Ecstasy @幕張メッセイベントホール

舞台おそ松さんに登場するユニットF6のライブ、このあたりからコロナでイベントの開催が危うくなり始め、直前に初日の公演に滑り込めたからいいものの和田くん先行で取っていた3月の幕張凱旋公演は中止になったのだった……。
これは死ぬほど楽しかったという記憶しかない。和田くんのダンスの進化に感心したり、F6名物であるティッシュ撒き*4も会場のキャパに合わせてパワーアップしていたものの全然客席に届いてなくて大笑いしたり、全体的にF6への愛が深まった現場だった。あまりにもハッピー、まるっと好き。


しかしこのあとほぼ中止になってしまったというね……

あと新曲の「FantaStIc X-tasy」がすっごい好きでびっくりした。


3月

あずみ~戦国編~ @シアターコクーン

他公演が軒並み中止になる中、日程の一部を潰しつつなかなかしぶとく生き残っていたあずみ。あずみはちっちゃくて可愛い女の子が暴れまわるところがいいよねーー。わたしが以前観たのは川栄(李奈)ちゃん版だったんですが、今泉(佑唯)ちゃんのあずみも良い味出していたなと思う。演出があんまり合わないなーと思いつつ(前観たときもあんな雰囲気だったかしら?観劇赤ちゃんだったので記憶がない)、女として生まれたが故の葛藤、死んでいく周りの人たちの想いを背負わされる少女の憤り、あたりの描写はやっぱり好物の部類だなあ。


4月~6月
ここから公演中止ラッシュ。チケット取ってたのも行きたいけどまだ取ってなかったのも軒並み中止でわたしの私生活もちょっとしんどいことになり始め、虚無の期間に入る。よしたかさんの逆転裁判とかやたら直前に発表されたと思ったらすぐ亡きものになったの、全然笑えないんだけどちょっと面白かったな……。


7月

トムとディックとハリー @サンシャイン劇場

自担の役の完成度にびっくらこいた作品。頭使って演じるタイプの役者のはずなのに、役が憑依しているかのようにびっくりするほど”ハリー”そのもので末恐ろしかったんですよ。頭のいい概念幼児だった。憧れの中屋敷演出の自担が見られたのもあってすげーーーーー嬉しかったな。脚本はあまり得意じゃないタイプの話だったので若干しんどみもあったけど。次は中屋敷さん作の話が観たいな。





8月

KING OF DANCE <配信>

ほんとは7月のチケット取ってたんだけど、若干体調に不安があったので払い戻しして配信を観ました。これはドラマが発表された当初から「わだくんが!?こんなゴリゴリのダンサーたちに囲まれて!?踊るの!?」という心配の入り混じる驚きに満ちていたんだけど、相当レッスンしたんだろうな、わだくん自身の技術は相当上がっているしハッタリも効いていたというか、意外と大丈夫だったな。和田くんの新しい一面を見知ることができた点では大変満足でした。話は私にはあんまり面白くなかったけど……。なんだろうな、もう少し「考えるな、感じろ!」のテンションなのかと思ったらそうでもなかったんだよな。

Summer Paradise 2020 俺担ヨシヨシ自担推し推し 緊急特別魂 ~宮近海斗(Travis Japan) <配信>

公演名勘弁してくれよ!!!と話題になったサマパラ配信、せっかくだしな~と思いトラジャの推し・宮近くんの公演を観ました。$10とかまいったネ 今夜とかやってくれてプレゾンのことを懐かしく思い出したな。宮近くんはステージの0番に立つのが似合う。


9月
公演はぼちぼち元に戻りつつあったものの、今度はわたしがぺしゃんこになり動けず。自担と推しの現場を逃したの悲しい。


10月

リチャード二世@新国立劇場 中劇場

自担よしたかさんにとってはものすごく吸収するものの多い作品になっただろうなあ、としみじみした。主役、準主役のお二人(岡本健一さん、浦井健治さん)がとっても良かった。よしたかさんはこの大きな作品、あのそうそうたる座組の中だとやはり「若手!!」感があって(役もそうなので)メタマクの時を思い出したりもしたんですが、それでもあの頃とは比べ物にならない程ちゃんと地に足付いてて浮いてない、というのがここ数年の成長を感じてたまらんかったな。


11月

V6 For the 25th anniversary <配信>

V6、25周年記念のコンサート、心待ちにしていたのに世の中がこんなことになってしまい、それでも配信という形で最高なセトリと構成でお届けしてくれて涙ぐんでしまった。これまでコンサートでやってこなかった大好きな曲SILENT GALAXYが聴けたの超嬉しかったな。



ARASHI アラフェス2020 <配信>

今日で嵐がいったんの幕引き、実感湧かないですね……。去年の活動休止発表時は「あんまり寂しさとか感じないな」みたいなこと言ってたんですけど、いざ年明けて嵐を見なくなったらポカンとしてしまいそう。素直にいい日だったなーと思える配信だった。



あと教訓として、ジャニーズの配信は有線で観ないとダメ。他のプラットフォームではそんなこと無かったのにジャニーズの時だけすぐ画面ぐるぐるする。


12月
12月、この2公演のおかげで最高に狂った年末を過ごすことができたので感謝しかない。

両国花錦闘士 @明治座

最高の一言。今後の公演もどうか無事に完走できますよう……!
koguuu8.hatenadiary.jp

劇団朱雀 ぎふ葵劇場幕引き公演 @ぎふ葵劇場/配信

これはねーー別で記事書こうかなとも思ったんだけど絶対まとまらないのでひとまずここで。大衆演劇の劇場で朱雀を観るの、特に葵劇場で観るの、去年朱雀のおたくになってからどうしてもやりたかったので叶って良かったなあ。配信も含めて、知らないお外題いくつか観られたのも嬉しかった。ほんとは平日の「よそゆき」でない公演も観たかったんだけど、千秋楽のただならぬ空気を味わって無事に死にました。もう岐阜に骨を埋めたいよ……。好きなところは沢山あったんだけど、やっぱり太一さんの文字通り命を削りながら踊る姿が忘れられないな(特に楽の"I"がね……ほんとにもう……)。あと去年の記事にも書いた通り元々わたしが早乙女兄弟に興味をもったのは弟のゆっくんさんからだったんだけど、「アッやっぱわたしゆっくんが好きなんだな!?」と突然自覚しましたね。まだうまく説明がつかないんですけど、多分人間味に惹かれているんですよ。原嘉孝を好きなことにも通じるんだけど、生身の人間のまま泥臭く目の前の表現に挑んでいって、神の方を降ろしてくるタイプだと思ってるんですね。太一さんはもう自身が神であり人外みたいなものだと思ってるから、その点対照的。何か今回の公演を観ていての自分的テーマが「兄弟の対照性」になっていて、それに関連して少し考えていたこともここに残しておくと、


「兄弟が女性たちを伴って踊る構図の物語性の違い」の話。なんかこう、ゆっくんの方が"女たちをはべらせてる"感があるな、と思ったのが始まりです。今のところ”はべらせてる”という表現がしっくりくるのはこういうことかなーと思っている。
太一さんて刀でも布でも扇でも何でも従わせてしまう(ように見える)じゃないですか。太一さん自身が”神である”という感覚もこれに起因するんだけど、女性陣との関係が主従関係に見えるのは絶対そういうこと(個人の感想です)。
あとそれはそれとしてゆっくんさんは体力を!つけてくれ!!もともと最初の数日降板からの出演で本調子じゃないのは分かっていたけどほんとに心配になるから!!!!!
最後にみんなで劇場の幕を引いてワイワイしているさま、見られてすごく幸せだったな。ありがとうございます。またやってね。
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2020年総括

宇宙Six解散
これに関してはこっちの記事で。
koguuu8.hatenadiary.jp
なんかねー、まだわたしの中でもちゃんとは整理がついていないのかもしれない。未だにあんまり感情が湧かなくて、まあでも本人たちが決めたことだし(と信じることにしている)、もう淡々と、好きだと思えるものを受け取ってできることを返すしかないと思っています。それだけ。

原嘉孝の飛躍
いや~~、飛躍の年だったよね、思いがけず。本当~~に思いがけず笑。だって明治座の0番だよ!?(何回でもこの話してしまう) ユニットの件もだしせっかく覚えた台詞が何作品もパァになったみたいな話もしてて、そうだよねぇ、とも思いつつ、それでもわたしたちおたくから見た原嘉孝はいつでも輝いていた。個人的には、両国花錦闘士で原担だけでなく他担や演劇おたくたちが一緒にお祭り騒ぎしてくれて、「原嘉孝は最高だ!!!」って言ってくれたのが何よりも嬉しかった。これが来年以降にも繋がっていくと良いですね。2021年、既にスケジュールヤバそうですけど。

和田くん現場に行けてなさすぎる
生で観たのリボステとF6だけじゃない!?諸々中止になったりイベントも当選してたんだけど行けず。テレビにも沢山進出した年だったので、その点はとても良かったねぇ、と思うのですが、どうも舞台で観ないと芝居を味わった気になれなくて……わだの芝居と仕事が好きなのかどうか問題、今年もまだ答えが出ていない笑 本人への好きは問題なく続いております!!顔と対おたく湿度が好き!!


というわけで、2020年の総括でした。来年こそはもうちょっと世の中良くなるといいね。

*1:本作はVSヴァリアー編というボンゴレリングを巡る戦いの後編だった

*2:まあ初演も目黒くんは声だけだったし今年のうちに宇宙Sixは無くなることになるんですが

*3:サイモン・スティーヴンス作。2014年森田さん主演の『夜中に犬に起こった奇妙な事件』もすごく好きだった記憶があるので

*4:箱から1枚1枚ティッシュを取り出し客席に撒く余興が毎回行われている

明治座のど真ん中、まわし一丁の自担が美しくそこに立っていた:舞台『両国花錦闘士』

舞台『両国花錦闘士』の話をします。

※当たり前のようにネタバレをしますのでご注意ください。原作は買ったけど未読なのでふわっとした解釈で書いてます。

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明治座ののぼり。初めて目にしたとき泣くかと思った

明治座の0番・原嘉孝

まあ、はっきり言って、棚ぼたである。もともと主人公の兄役で出演予定だった舞台。自担があの明治座に立つというだけで嬉しかったのに、例の事件が起こり、なんやかんやあって主演になってしまった。なんてこった!いや、原のおたくは内心「うちのよしたか、ぶっちゃけ代役できるんじゃない?もしかしたらもしかしないかな……」と皆思ってたよたぶん(たぶんね)。でもおたくの勝手な願望だからな!言うだけタダだもんねワハハ!って笑ってたつもりだったことがマジで現実になったのだ。

少し個人的な話をすると夏の終わり頃からちょっとしたうつ状態で休んでいたのだけど*1、この発表があってから殊におたく活動に関してはすこぶる元気になってしまった。引きこもり女が遠征まで決めてしまうほどの吸引力。制作陣への信頼感が元からめちゃめちゃ厚いのも大きかったけど、やっぱ最高の男だ。これまでのジャニヲタ人生で今この原担時代が一番面白い(色々な意味で)。さまざまな事情もある中で、棚ぼたでも何でも主演・原嘉孝でGOサインが出され、よしたかさんがそれを引き受けた。それが全てだし、それを目撃することができた幸せは確かにわたしのものだ。

そんな訳で。明治座のど真ん中、まわし一丁の自担が美しくそこに立っていました。

主題歌が最高~知っていても半笑いになる、踊る裸の男たちの圧

この狂ったお祭り舞台を語るのに、デーモン閣下による主題歌『Naked Men 見ろ、裸の俺たちを!』は外せない。しかしこの曲が最高of最高であることはもう、どんなに言葉を尽くしても足りないのでとりあえず動画を貼ることにする。

観劇前、聴いただけでまわし一丁の男たちが歌って踊る、ハッピーでトンチキな光景が目に浮かんだ。そう、わたしは知っていたはずなのだ。”裸の男たちが踊る”ことを。*2


もう、そんなの全然ネタバレの域じゃなかった。知ってるのに、知ってたのになんだこの景色は……!?と動揺するのと同時に笑いが込み上げてきて無理。カラフルな照明に次から次へと展開するフォーメーションと相撲の所作が取り入れられた振り付け、肩を組んでニッコニコの力士たち……開幕の時点で”勝ち”。もうね~これは絶対客席みんなで狂うのが一番楽しいやつなので、残りのチケット全部売り切れてくれ……頼むから……全人類観てくんないかな……。

橋谷(大原櫻子)の存在

2018年のメタルマクベスdisc2を観て以来、大原櫻子ちゃんが好きなことは分かっていた。ついでによしたかさんと仲良しなことも知ってるので余計に好き。一緒になって勝手に櫻子と呼んでいる(ごめんなさい)。そんな櫻子演じる相撲嫌いの相撲記者・橋谷ちゃんが昇龍と出会い、彼を追って相撲界を駆けずり回るうちに、相撲という催しの意味や昇龍の追い求める相撲の「美しさ」に触れていく。その目線はわたしたち観客の案内人の役割を果たしているんだなあ。コミカルでかわいくって歌声には迫力もあって、あの小さい身体でお立ち台で熱唱する橋谷ちゃん最高だった。
「あなたはなぜここにいる?」と問いかけ続ける橋谷ちゃんに昇龍は「お前は何を美しいと思う?」と問いで返す、このふたりの関係性もとても良かったな~~と思う。あとなんてったってここが好きです。私的よしたかさん史上最高のリアコしぐさ。



美しい男を求める桜子(りょう)の目線と「見世物」

昇龍の美しさに目をつけ歪んだ愛情を向ける桜子。これまで女は男に消費されてきた、女が男の裸を追い求めて何が悪い、という桜子の在り方は、男性アイドルや俳優たちの造り上げた偶像を愛で、楽しみを見出だす我々おたくの目線と重なっていてどきりとする。だってまさに今、わたしは好きな男の裸を双眼鏡で眺めていたわけですし!?!?


「俺は見世物じゃない」という昇龍に対しあっけらかんと「力士は見世物よ」と返し、その上でシンプルに「桜子は美しくて強い男が好き」「勝ち上がりなさい」と畳み掛ける桜子、勝つために己の信念を曲げて太るべきか悩んで燻っていたこの時の昇龍にとっては"自分の信じる力士としての姿勢"を唯一肯定して賛美してくれた存在なんですよね。だから心を許して取り込まれそうになってしまったんだろうなあ。いや~冷静に考えて自担がりょうを抱いたのやばくない??(ちがう)

後半、桜子は昇龍を繋ぎ止めたいがために昇龍の兄・清史(木村了)(了くんも最高だったな……!元々居なかったなんて信じられない とぅら~~~い)と関係を持って嫉妬させたり、取組の結果で昇龍の気持ちを量ろうとしたりする訳だけど、雪乃童(大鶴佐助)とのやりとりで吹っ切れた昇龍の勝利を結局喜んでいるんですよね。あそこが"力士・昇龍のファン"としての愛情へと少し桜子の感情の質が変わった瞬間なのかなと思ったりした。

最後の取組と原嘉孝が”昇龍”であること

昇龍がしがらみから解放され、ライバル・雪乃童とふたたび対する最後の取組。わたしたちは橋谷ちゃんの台詞で昇龍の美学の真髄に辿り着くことになる。

「あなたは神さまに選ばれたいのね」

神に捧げる「神事」としての相撲の美しさがそこからの取組の場面にはぎゅうぎゅうに詰まっていた。静まり返った舞台上も客席もまるごと国技館になったみたいで。

「ああ見てろ桜子、見てろ女たち女神たち。もっと強くなってやる、もっと美しくなってやる」
「夜も光るほど艶やかになって、お前らを眠れなくさせてやる」

昇龍の最後の台詞は、相撲を、男の身体を「見世物」として消費する者たちを否定して振り切るものではなく、そんな目線もすべて取り込んでもっと高みへ上ってやる、というこの上なく強くて美しいもので。同時に、まさにその時双眼鏡を構え固唾を呑んで舞台演劇という「見世物」の結末を見守っているわたしたちのことを、まとめて掬い上げてくれるものでもある。何度でも言うけどこの、物語中と現実の「見世物と観客」の構図が見事にリンクしていることに気づく瞬間、本っっっ当にゾクゾクする!!!!天才演出!!!!!!!!!

それと同時に、この台詞を”原嘉孝”本人に重ねずにはいられなかった。オーディションで新感線の大型作品の役をもぎ取ってきたことから始まり、ユニットとしても何度も逆境を乗り越えながら演劇の世界で成長し続けてきたこと。去年のユニットでの公演で「皆の応援、100倍にして返してやっからよ!!」と高らかに宣言するアイドル原嘉孝がギラギラ輝いていたこと。自分の知っているこれまでのよしたかさんの姿が頭を駆け巡って、今目の前にいる”この昇龍”を原嘉孝が演じていることには意味がある、と心から思えたとき、もうたまらない気持ちだった。元々はよしたかさんの役じゃなかったのにね。本当にすごい男だよあなたは……。あの神々しい立ち姿、一生忘れたくない。女神さま降りてきてたよ、きっと。

まあ、次の瞬間にはカテコの『Naked Men~』で頭パーーン!!!となるんですけどね!カラッと笑って楽しかったーー!で終わるところも大好きだ!!!!


残りの明治座公演、そして新歌舞伎座博多座も、どうか最後まで駆け抜けてほしい。この最高にトンチキでハッピーな神事が神さまに届きますように。

*1:原くんの所属するユニットが解散するという事変にも一大事なのにさほど感情が働いてなかった

*2:マツケンサンバ」:この舞台のお祭りっぷりがマツケンサンバみたいだった、との口コミが観劇前既に広がっており耳にしていた