きみの言葉を読んだ

目黒蓮くんの連載を、読んだ。


う~ん、これはとても、冷静ではない、と思った。


去年の春、あんなに強くてやさしい言葉をくれたひとにこんなこと言って欲しくなかったな、というのはおたくの勝手な感情だから、置いておく。ごめん。だけど。宇宙Sixのメンバーに対してもファンに対しても色々思うことはあったのかもしれない、でもさあ…。この場でこんな言い方をしたらいたずらに敵を増やすだけだよ。明らかに、冷静ではなかった。

あの文章がどういう状況で、どういう感情で書かれたのか。どれぐらい本気で受け止めたらいいのか、目黒担でもないわたしにはまだよく分からない。分かるのは、とにかくこれまでと様子が違う、ということだけ。だからとりあえずは受け取っておくけど、保留にさせてほしい、と思った。


ただね、目黒くんが「自分のためだ」って断言してくれたことは。それだけはわたしにとっては救いだった。 これまで頑張ってきたことは自分のため。恐らく、今回の選択も。21歳の男の子として、厳しい環境を生き抜くアイドルとしては、それがあるべき姿なのかもしれないね。「宇宙Sixのため」と言ってくれたことを忘れた訳じゃない。でもこの言葉が聞けたことで、きみを見送る覚悟、もっと言えばこれからきみを失うかもしれないことへの覚悟が固まった気がする。


気合いね、気合いか……って、これもずっと考えてる。確かにね、その言葉を当てはめるのが正確なのかどうかは置いといて、1人のおたくの解釈でしかないけど、何となく、言わんとしていることは伝わってくるような気がした。目指すところ、の齟齬。本人たちの間でのことはおたくには分からないけど、悟りを慈しみで包み込んだような見守りの姿勢、というのは長年かけてこの界隈のおたくに染み付いてしまっているものだと思うしさあ。ものすごい熱量の闘争心を抱えてそこに飛び込んできて、今まで頑張ってきたけど、どこかで噛み合わなくなっちゃったのかもしれないなって。


おたくとしての姿勢を反省(?)するべきなんだろうか、とも色々考えた。結果を数字で出せ、という話はまあ、分かる。でも足りないものがある、と分かってても、それをそのまま愛していてはいけないんだろうか、とか。でもさあ、恵まれなくても、何かが欠けてても、どんな状況でも、腐らず黙々と踊り続けるあのひとたちが好きなんだ。それをずーっと長年、続けてきたひとたちなのよ。もう自担のいないグループなのにこんなにも肩入れしてるのは、そういう姿が好きだからだ。最初から、そういうひとたちだから好きになったんだもん、それは誰に何と言われようと変わらなくない?とか。満たされていたのに、何でこうならなきゃいけなかったんだろう。まあ、隅っこのグループだからだよね。そうですよねーー。



とりあえず宇宙Sixさんは、ゆっくりまた喧嘩でも何でもしてきてくれ、という気持です今は。歌舞伎やら横アリやらのべつの稽古やらでバタバタしててすぐには無理なのかもしれないけど、まずはちゃんと、5人の意志を確認し合って、結論を出してほしい。今までそうしてきたように、自分達の結論を。その後でいいからさ、またちゃんと色々教えてよ、わたしたちにも。ほんと、頼むから。

もう今はとにかく頑張るしかない、っていうことは、分かったからさ。知りたいことをちゃんと知らされないまま頑張るしかないこの状況は、悲しいし悔しいけどさ。正念場であることは確かだ。うん、頑張ろうね、宇宙Six