胸に巡る まぶしすぎる夢も

それを見たのは朝、満員電車の中だった。「やだやだやだ」、そんな駄々をこねる子どもみたいなことしか考えられなくなった。でもまだ確情じゃないし、現場で確認されるまでは、なんて初めは自分を落ち着かせようとしたけれど、お仕事を知らせるwebページから名前が消えた、出演動画が消えた。その時点でもう答えはひとつだったんだよな。

やだやだ、なんてヲタクがわめいても本人はとっくに決断を下している訳で、もう新しい道を歩もうとしているかもしれない。どうしてなの、幸大くんをひとり置いていくの、なんて思ってみてもそんなこと本人が考えていないはずはないし、辛い思いをして、悩んで、それでもこうすることを選んだんだと分かっている。でも3月に続いてこんなに好きで眺めていた人が、雑誌にも取り上げてもらってまだまだこれから、というところで、ふらっと居なくなってしまうなんて。アイドルを見ることって本当に夢を見てるようなものなんだな、と改めてハッとさせられる。

ヒーローみたいで強そうなふたりの"MAD"が大好きだった。池こたふたりの愛なんだ、背中合わせのふたり。大好きなV6の曲があのプレゾン以来もっと大切な曲になった。わたしなど形を変えつつ受け継がれてきたMADの歴史のほんの少ししか見守っていないし、積み上げてきた思い出はこれっぽっちだけれど、池たんのいた舞台の記憶はその分ちゃんと大切にしたい。池たんは舞台に立っていて幸せだった?わたしは客席から、画面の前から見ていて本当に幸せだったよ。

どうかこれから池田くんが行く先にも、相棒の名前に負けない大きな幸せが待っていますように!






…あ~~でもつらい!もうジャニーズじゃないの寂しいよ池たん!ばか!好きだよ!!